F1モナコGPは木曜午後のフリー走行2回目が行われ、ルノーのフェルナンド・アロンソが1分15秒835で初日トップタイムをマークした。2位にマクラーレンのサードドライバー、アレクサンダー・ブルツ。3位にはレッドブルのデイビッド・クルサードがつけ初日のセッションを終了した。
モナコGPのフリー走行2回目は気温26度、路面温度46度というコンディションのなか14時にスタートが切られた。
開始5分、まずはキミ・ライコネンが4周目で1分17秒720でトップタイムをマークし、続いて2位ファン-パブロ・モントーヤ、3位アレクサンダー・ブルツとマクラーレン勢がトップ3を占めた。
その1分後にはラルフ・シューマッハーが、ミラボーでタイヤロックしエスケープゾーンに向かうも再びコースに復帰。その直後、フェルナンド・アロンソが1分16秒832でトップタイムをマークした。
まだ路面が滑り易いのか午前のセッションと同様にセッション序盤は海のシケインでミスをするマシンが続く。クリスチャン・アルバース、ジャック・ビルヌーブ、ティアゴ・モンテイロ、フェリペ・マッサらが海のシケインをカットしている。
セッション開始14分にはビタントニオ・リウッツィが1分16秒640でアロンソのタイムをブレイクしてトップに浮上するも、アロンソが再び9周目で1分15秒835をマークしトップを奪還した。
その間まだまだ海のシケインでミスをするマシンが続く。ルーベンス・バリチェロが進入で180度スピンを演じ、ミハエル・シューマッハーもシケインをカット。セッション終盤でも、クルサード、モンテイロ、マーク・ウェーバー、ジャンカルロ・フィジケラもシケインをカットする。
終了20分前には、クリエンがカジノスクエアでスピンを喫し内側ガードレールにノーズをヒット。フロントウイングを失ってそのままピットインした。シューマッハーもマシントラブルが起きたのか、コクピットを降り、マッサも1コーナーでタイヤをロックさせた後90度スピンを演じ、左サイドからタイヤバリアにクラッシュするといったトラブル続きの展開となった。
15時、チェッカー。トップはアロンソの1分15秒835。以下2位ブルツ、3位クルサード、4位フィジケラ、5位モントーヤ、6位ライコネン、7位リウッツィ、8位マッサ、9位ラルフ、10位リカルド・ゾンタという結果だった。
区間タイムはセクター1がアロンソ、2、3がブルツ。セッション終了時の気温は24度、路面温度は38度だった。