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ウイリアムズF1でアドバイザーを務めるバトン、2022年はドライバーのサポートに尽力。若手育成にも協力へ
2022年1月6日
ウイリアムズのシニアアドバイザーを務めるジェンソン・バトンは、2022年はF1パドックにおける新型コロナウイルス対策が緩和され、チームのドライバーたちとさらに時間を過ごせるようになることを望んでいる。
2021年初頭、バトンは古巣ウイリアムズと複数年契約を交わし、チームのレースとアカデミーのドライバーたちに助言と指導、またサポートを行うことになった。
2009年のF1世界チャンピオンであるバトンは、ウイリアムズでのアドバイザー職と、『Sky F1』での解説職を兼任する予定だった。だがF1における新型コロナウイルス対策により、チームは運営をバブル単位に分割しなければならず、バトンはウイリアムズに完全に馴染むことができなかった。その状況は2022年は変わるはずであり、バトンはアレクサンダー・アルボンとニコラス・ラティフィの様子を定期的にチェックできるようになるだろう。
「ファクトリーと、もちろんレースでも少しの時間を過ごした」と15回のグランプリ優勝経験を持つバトンは語った。
「基本的には僕はチームの特定の人々にとっての相談役のようなものだった。チームのチーフエンジニアのデイブ・ロブソン、ヨースト・カピート(CEO兼チーム代表)、それにマーケティングチームと多くの時間を過ごしたよ」
「でも2021年はドライバーたちとあまり時間を過ごせなかった。なぜなら基本的に僕はエンジニアリングルームやガレージに入ることができなかったからだ。バブル方式のせいでね」
「簡単な年にはならなかったよ。僕はケータリングエリアやチームのホスピタリティエリアあたりにしかいられなかった。そこで実際にエンジニアやヨーストと過ごした」
「よかったとは思うけれど、間違いなく制限があった。双方にとって残念なことだ。でも2022年には彼らともっと時間をとるつもりだよ」
バトンは、ウイリアムズとのやり取りはレースウイーク中の助言に限ったものではなく、ファクトリーで相談も行うと述べている。
「素晴らしいチームだ。優秀な人々のチームだよ」とバトンはコメントした。「彼らとは多くの時間を過ごすことになるだろう。またドライバーたちや、若手育成プログラムのメンバーともね。現在彼らは優れた若手ドライバーを擁している」
「彼らとシミュレータールームでも少し時間を過ごすことになるだろう。ドライブはしないけれどね。そうできたらよかったけど! でも彼らがどのようにレースを進めるか、どのようにチームと仕事をするかというところを見たいと思う」
「そこがレースにおける僕の強みだし、それがチームワークというものだ。その分野に僕は間違いなく多くの経験を持ち込むよ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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