F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ピレリ「トラックの状況変化に如何に対応するかという点が戦略上の重要課題となった」

2017年9月18日

2017 シンガポールグランプリ決勝

5番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン、インターミディエイト?ウルトラソフトと繋ぐ1ストップ戦略で雨とセーフティーカーの影響を受けたレースを制す

スタート時はウェットとインターミディエイトが混在
使用可能な全5種類のコンパウンドが様々な戦略の中で用いられた


レース後半、路面が急速に改善し、マリーナベイでのファステストラップが更新された。


2017年9月17日、シンガポール
 シンガポールグランプリ史上初めてのウェットレースとなった決勝では、スターティンググリッドのトップ6がインターミディエイトタイヤを装着し、7番手以降のグリッドではフルウェットとインターミディエイトが混在していました。


 路面がウェット状態だったレース前半、セーフティーカー導入が2回発生し、数名のドライバーがフルウェットからインターミディエイトへ交換した中、レッドブルのダニエル・リカルドは、インターミディエイトからインターミディエイトへ交換しました。リカルドは、優勝したルイス・ハミルトンに続く2位でフィニッシュしました。


 リスタート後、路面が徐々にドライになり、24周目、ハースのケビン・マグヌッセンとウィリアムズのフェリペ・マッサがスリックタイヤへ交換した最初のドライバーとなりました。ウェットタイヤとスリックタイヤのクロスオーバーポイントが訪れると、スーパーソフトへ交換したトロロッソのカルロス・サインツ以外の全ての上位勢がウルトラソフトへ交換しました。サインツは、キャリアベストの4位でフィニッシュしました。


 ルノーのジョリオン・パーマーとマクラーレンのストッフェル・ヴァンドーンもFormula 1でのキャリアベストを更新しました。ハミルトンがウルトラソフトで計測した1分45秒008のファステストラップは、昨年のタイムを2秒以上短縮するものでした。


ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント:
「このレース週末で初めて雨に見舞われたことから、スタート時点の状況は誰にとっても未知の領域でした。さらに、スタート直後のセーフティカーによって戦略の不確実性は高まり、トラックの状況変化に如何に対応するかという点が戦略上の重要課題となりました。レース前半は、インターミディエイトが最適の選択だったと思いますが、路面の乾きが遅いトラック上でフルウェットも強力に性能を発揮していました。ドライになると路面の改善が急速に進み、見事な走りを見せたカルロス・サインツ以外のドライバーはウルトラソフトでフィニッシュしました」


2017年F1第14戦シンガポールGP インフォグラフ

2017年F1第14戦シンガポールGP インフォグラフ

■ソフト
 エリクソン:2’02.843
■スーパーソフト
 サインツ:1’46.537
■ウルトラソフト
 ハミルトン:1’45.008
 リカルド:1’45.301
 ボッタス:1’45.405
■インターミディエイト
 ハミルトン:1’58.469
 パーマー:2’00.177
 リカルド:2’00.246
■フルウェット
 ヒュルケンベルグ:2’06.580
 パーマー:2’07.583
 ペレス:2’07.642


■最長スティント:
ソフト:エリクソン 4Laps
スーパーソフト:サインツ 31Laps
ウルトラソフト:ストロール 32Laps
インターミディエイト:ハミルトン 29Laps
フルウェット:ウェーレイン 19Laps


Truthometer:
ルイス・ハミルトンが、予測通りの1ストップ戦略で優勝しました。しかし、インターミディエイトでスタートし、29周目にウルトラソフトへ交換する戦略は想定外でした。2位でフィニッシュしたリカルドは、セーフティカー導入周回中にインターミディエイトへ交換し、その後、ウルトラソフトへ交換しました。フルウェットでスタートしたドライバー中の最上位は、5位でフィニッシュしたフォース・インディアのセルジオ・ペレスでした。



(ピレリジャパン プレスリリース)




レース

6/8(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/9(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/10(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※カナダGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン194
2位シャルル・ルクレール138
3位ランド・ノリス131
4位カルロス・サインツ108
5位セルジオ・ペレス107
6位オスカー・ピアストリ81
7位ジョージ・ラッセル69
8位ルイス・ハミルトン55
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※カナダGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング301
2位スクーデリア・フェラーリ252
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム212
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム124
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム5
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.5 第5戦中国GP & 第6戦マイアミGP