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F1バルセロナテスト2日目:ライコネンがトップタイム、ホンダPUは再びトラブル

2017年3月1日

 スペインのカタルニア・サーキットで行われた2017年第1回F1合同テスト2日目は、フェラーリのキミ・ライコネンがメルセデスのルイス・ハミルトンにコンマ023秒の差でトップタイムをマークした。 


 ソフトタイヤを履いたライコネンは、2日目午後のセッション開始から1時間ほどでこの日の最速タイム1分20秒960を記録。ハミルトンが午前中にスーパーソフトタイヤで出したベストタイム1分20秒983をかろうじて上回った。


 メルセデスの午後の走行はバルテリ・ボッタスが引き継いだが、ハミルトンが午前中にマークしたベストタイムは2日目終了時でも2番手をキープしている。


 ボッタスの第一の焦点はレースシミュレーションを完了することで、ベストラップの1分22秒986は2日目のリーダーボードで7番手だった。


 ボッタスは、ターン9での横すべりする瞬間があったものの、午前中にハミルトンが試したダブルTウイングを午後の時間のほとんどで使用し、W08で102周を走行した。


 メルセデスは2日目で、合計168周を走破している。



マックス・フェルスタッペン(レッドブルRB13)
マックス・フェルスタッペン(レッドブルRB13)
 レッドブルのマックス・フェルスタッペンはソフトタイヤで1分22秒600のベストタイムを記録し、スーパーソフトタイヤで走行したハースのケビン・マグヌッセンにコンマ004秒差で3位となった。


 マグヌッセンは初日に続いて終日参加し、2日目は119周を走行した。この日100周以上を周回したのは3人で、ほかにはライコネンが108周を走行した。


 フォース・インディアのエステバン・オコンは、スーパーソフトタイヤを履いて1分22秒509のベストタイムをマーク、ソフトタイヤで走行していたトロロッソのダニール・クビアト、ボッタス、ルノーのジョリオン・パーマーを抑え5番手に入った。


 ザウバーのアントニオ・ジョビナッツィは、午前の時間のほとんどをエンジントラブルで失ったが、その後67周を走行し、1分24秒617で9番手を記録した。


 ウイリアムズのランス・ストロールは午前中にマシンをスピンさせてダメージを受け、修理にパーツが必要となったため午後は走行せずベストタイムでは最下位の11位、10位はマクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンだった。

ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダMCL32)
ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダMCL32)
 バンドーンは、マクラーレン・ホンダがMCL32のパワーユニットを5時間近くかけて交換したあと、午後のセッションの残りが2時間ほどになった時点でコースに登場したが、午前中の29周に加えて午後は11周しか走ることができなかった。


 バンドーンのベストタイムはソフトタイヤで1分25秒600、トップとの差は4秒640だった。



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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