最新記事
- グランプリのうわさ話:オースティン、コース...
- JRPA日本レース写真家協会が2024年モータース...
- ルーキーレース延期の理由のひとつはロジステ...
- ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める...
- 2025年用ピレリF1タイヤのテストにメルセデス...
- F1、巨大複合企業グループ『LVMH』と10年のグ...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】マルコの...
- シーズン後の新『F1ルーキーレース』、2024年...
- F1パワートレイン事情:ハミルトンがアゼルバ...
- 「いじめに遭い、本当につらい時期があった」...
- 苦戦するチームに「特効薬はない」アルピーヌ...
- 松田次生のF1目線:ドライバーに求められるセ...
アロンソ母国V、シュー3位。可夢偉は罰則リタイア
2012年6月24日
LAT
2012年F1第8戦ヨーロッパGPは現地時間24日にスペインのバレンシア・ストリート・サーキットで57周の決勝レースが行われ、フェラーリのフェルナンド・アロンソが今季2勝目を挙げた。ザウバーの小林可夢偉はリタイアに終わった。
戦前の予想通り路面温度45度とタイヤに厳しいコンディションとなった日曜のバレンシア市街地。体調不良のティモ・グロック(マルシャ)を除く23台が参加した決勝レースは、好スタートを切ったポールポジションのセバスチャン・ベッテルが序盤からハイスピードで周回を重ね、2番手ルイス・ハミルトン以下を大きく引き離す展開となった。
10周目、3番手に浮上していたロメイン・グロージャンがハミルトンを交わして2番手に浮上するが、すでに首位ベッテルとの差は10秒まで広がっていた。
上位勢は15周前後で1回目のピットストップを敢行。序盤ハイペースのベッテルは当初3回ストップの可能性も指摘されていたが、レッドブルはグロージャンと同じ17周目にピットイン。これでレースの主導権を完全に握ったベッテルはその後もグロージャンとの差を20秒近くまで広げ、今季2度目のチェッカーに向けて万全の体制を敷いた。
しかしレースは中盤、誰もが予想しなかった事態の連続で急展開を見せる。28周目のケータハムとトロロッソの接触でセーフティカーが出動し、ベッテルの大量リードが一気に失われてしまうと、上位勢はその間に2回目のピットストップを実施、ここで3番手のハミルトンにまたもピット作業のミスが発生し、代わって3番手にはアロンソが浮上する。
すると今度は、レース再開周の34周目にアロンソがグロージャンを交わして2番手へ浮上。そして、ここでなんとトップ快走のベッテルが突如スローダウン、完全にマシンを止めてしまった。
2012年F1第8戦ヨーロッパGPは現地時間24日にスペインのバレンシア・ストリート・サーキットで57周の決勝レースが行われ、フェラーリのフェルナンド・アロンソが今季2勝目を挙げた。ザウバーの小林可夢偉はリタイアに終わった。
戦前の予想通り路面温度45度とタイヤに厳しいコンディションとなった日曜のバレンシア市街地。体調不良のティモ・グロック(マルシャ)を除く23台が参加した決勝レースは、好スタートを切ったポールポジションのセバスチャン・ベッテルが序盤からハイスピードで周回を重ね、2番手ルイス・ハミルトン以下を大きく引き離す展開となった。
10周目、3番手に浮上していたロメイン・グロージャンがハミルトンを交わして2番手に浮上するが、すでに首位ベッテルとの差は10秒まで広がっていた。
上位勢は15周前後で1回目のピットストップを敢行。序盤ハイペースのベッテルは当初3回ストップの可能性も指摘されていたが、レッドブルはグロージャンと同じ17周目にピットイン。これでレースの主導権を完全に握ったベッテルはその後もグロージャンとの差を20秒近くまで広げ、今季2度目のチェッカーに向けて万全の体制を敷いた。
しかしレースは中盤、誰もが予想しなかった事態の連続で急展開を見せる。28周目のケータハムとトロロッソの接触でセーフティカーが出動し、ベッテルの大量リードが一気に失われてしまうと、上位勢はその間に2回目のピットストップを実施、ここで3番手のハミルトンにまたもピット作業のミスが発生し、代わって3番手にはアロンソが浮上する。
すると今度は、レース再開周の34周目にアロンソがグロージャンを交わして2番手へ浮上。そして、ここでなんとトップ快走のベッテルが突如スローダウン、完全にマシンを止めてしまった。
これでトップに立ったフェラーリのアロンソは、そこから2番手のグロージャンと接近戦を展開することになったが、そのグロージャンも41周目にオルタネーターのトラブルで戦線から離脱。8人目のウイナー誕生の可能性もここでついえた。終わってみればアロンソが母国スペインで今季2勝目を達成し、ドライバーズ選手権でも再び首位に返り咲いた。
2位はロータスのキミ・ライコネン。3位は、残り2周で3番手ハミルトンと4番手パストール・マルドナドが接触し、ハミルトンはリタイア。マルドナドもマシンにダメージを負って後退したため、終盤フォース・インディアを交わしたミハエル・シューマッハーが、F1復帰後初となる3位表彰台を手にした。
ザウバーの可夢偉は、スタートで4番手にポジションを上げ、表彰台の可能性を一気に広げたものの、1回目のピットストップでタイムロスを喫して6番手に後退。すると、21周目にブルーノ・セナと接触してポジションを大きく落とし、さらにセーフティカー明けの攻防でフェリペ・マッサと接触してリタイアに。なお審議の結果、この接触は可夢偉に非があると判断され、彼は次戦イギリスGPでの5グリッド降格を言い渡されている。
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |