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サインツ、ポールに届かず「毎年僕の前で誰かがクラッシュする」進路妨害ではフェラーリに340万円の罰金/F1第7戦

2022年5月29日

 2022年F1モナコGPの土曜予選で、フェラーリのカルロス・サインツは2番手を獲得した。


 予選Q3最初のランで2番手となったサインツは、ポールポジションを目指し、最後のランに臨むが、すぐ前を走っていたセルジオ・ペレス(レッドブル)がポルティエ・コーナーでコントロールを失い、リヤからコーナーアウト側のバリアにヒットしてストップ。サインツは避け切れずにペレスのマシンにクラッシュし、コースを塞ぐ形で止まった。セッションは赤旗からそのまま終了となり、サインツは2番手を維持した。


 なお、サインツはFP3でランス・ストロール(アストンマーティン)に対して不必要な進路妨害を行ったとして、シーズン3回目の戒告処分を受けた(ドライビング関連の戒告としては2回目)。スチュワードは、フェラーリはサインツに対して、後続車とのギャップについて無線で「著しく誤ったメッセージ」を伝えていたとして、2万5000ユーロ(約341万円)の罰金を科した。


■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
FP3 3番手(1分12秒846:ソフトタイヤ/28周)
予選 2番手(Q1=2番手1分12秒616:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分12秒074:ソフトタイヤ/:Q3=2番手1分11秒601:ソフトタイヤ)

2022年F1第7戦モナコGP クラッシュで破損したカルロス・サインツ(フェラーリ)のマシン
2022年F1第7戦モナコGP クラッシュで破損したカルロス・サインツ(フェラーリ)のマシン

 今日は予選のなかでうまく前進できており、Q3までは順調だったが、その後、残念ながら状況が混乱した。


 Q3最初のフライングラップではメルセデス2台を抜かなければならず、(ルイス・)ハミルトンをスイミングプールでオーバーテイクしなければならなかった。それを考慮すると、あと0.2秒ほどタイムを縮める余地があったことになる。


 2回目のアタックに自信を持っていたが、ペレスが目の前でクラッシュした。できるだけ早く反応し、クラッシュを避けようとしたが、遅すぎた。


 モナコではこういうことは起こり得る。ついてないことに、(2021年にシャルル・ルクレールがクラッシュした時のように)また巻き込まれることになった。


 でも全体的には2番手はスタート位置としてまずまずだし、今回もフロントロウを独占できたので、チームにとって良い一日になった。明日しっかりポイントを稼ぐチャンスもある。さあ、レースだ!


(予選後の記者会見で語り)ターン7に入った時、イエローフラッグが出るのが見えた。前のマシンがクラッシュしたのだと分かったが、現場は見えない。つまり、彼がどこにいるのか分からない状態でコーナーに入っていった。


 モナコでは毎年誰かが僕の前でクラッシュするのが伝統になっているみたいだ。そのためにラップを走りきることができないんだ。



(autosport web)




レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 18:30〜19:30
予選 22:00〜
9/22(日) 決勝 21:00〜


ドライバーズランキング

※アゼルバイジャンGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン313
2位ランド・ノリス254
3位シャルル・ルクレール235
4位オスカー・ピアストリ222
5位カルロス・サインツ184
6位ルイス・ハミルトン166
7位ジョージ・ラッセル143
8位セルジオ・ペレス143
9位フェルナンド・アロンソ58
10位ランス・ストロール24

チームランキング

※アゼルバイジャンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム476
2位オラクル・レッドブル・レーシング456
3位スクーデリア・フェラーリ425
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム309
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム82
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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