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【決勝無線】レース屋が発した、一瞬のオーダー

2015年7月8日

 レース後に議論を呼んでいるウイリアムズが出した「チームオーダー」。我慢強いバルテリ・ボッタスが珍しくチームの判断に異議を唱え、フェリペ・マッサは「大きな問題ではない」と反論。追う立場のウイリアムズは、メルセデスに打ち勝つためにベストを尽くすことができたのか。多くのターニングポイントがあったイギリスGP、ここではウイリアムズの無線交信にスポットを当ててみよう。

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「いまはチームメイトとレースをするな」
「チームメイトとはレースをしない、一緒に(メルセデスを)引き離せ」

 レース序盤の9周目、2番手を走るバルテリ・ボッタスに仕掛けるなと指示が飛び、首位のフェリペ・マッサには彼を安心させるように防御の必要はないとピットウォールから伝えられた。ウイリアムズからのチームオーダーだ。

 ボッタスはハンガーストレートでDRSを使ってマッサに並びかけたが、オーバーテイクは許されていなかった。

 だが、チームオーダーは常に発せられていたわけではない。あくまで序盤の“停戦協定”はメルセデス勢との差を広げるための一時的なもので、数周後には解除されたとロブ・スメドレーは語る。

「あそこがひとつのキーポイントで、ふたりが激しく戦いすぎるあまりペースが落ちるようなことにはなってほしくなかった。だから、あのメッセージを送り、メルセデスに対してリーズナブルなペースで走れるようにしたんだ。同時に1ストップ作戦を確実なものにするため、スティントの最後までタイヤをもたせることも重要だった。でも、メルセデスとの間に十分な差が開いた2〜3周後には再び自由に戦っていいと伝えたし、それは次のピットストップまで変わらなかった」





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