「今日の一枚」消火剤まみれになった可夢偉のマシン

熱田護カメラマンが切り取る、魅惑のF1ワールド。熱く、過酷なシンガポールのナイトレース。今回は、戦い終えてのベストショットとカメラマン目線のコメントをお届けします。

◇◇◇◇

熱田 護
なんとも、なんとも、1周もしないうちに止まっちゃいました……
レース後なんとなくガレージに行ったら、消火剤まみれになった可夢偉選手のマシンを掃除していました。
ケータハムのチーム存続すら微妙な感じが漂うなか、次戦は我らが日本グランプリであります。鈴鹿に来場してくれるたくさんのファンの方たちに、可夢偉選手が走る姿を見てほしいと思います。もちろん、誰より可夢偉選手自身が走りたいと思っています。が、今の時点ではなんの確証もありません。
あとは、そう願うのみです。

熱田 護
コースで写真を撮っていて、トップを走行しているハミルトン選手がピットインして出て来た周です。
あれ！
ベッテル選手が、トップじゃあないの！
残り周回が少なかったので、表彰台を撮りに戻らねばならない時間が迫っていたのですが、もう1周と思って同じところで待っていたら、なんのことはない……ハミルトン選手が抜き返してました……タイヤの差、マシンの差が歴然でしたね、やっぱり。

熱田 護
うれしそうなポイントリーダー、ハミルトン選手。
鈴鹿では、真っ向勝負を見せてほしいです。バーレーンのようなトップ争いを見せてほしい！！！

熱田 護
ライコネン選手が、やっぱりどうも調子出ませんね。
トラブルもあるのでしょうし、マシンとの相性もあるのやもしれません。
しかし、このままでは、いけません。
僕はやってくれると思うんです。

熱田 護
綺麗なサーキット。
また、撮影の宿題をたくさん作りました。
来年まで、おあずけです。
さてさて、いよいよ日本グランプリですよ！
みなさんも準備できてますか！
楽しみですね。
新しい、ターボの音を聞いてみてください！
ノーズの形を見てください！

では、鈴鹿で！！！

◇◇◇◇

母国グランプリを前にしても、不安定な状況に置かれている小林可夢偉選手。ベストの走りを見せてくれることを祈りつつ、2014年マシン＆ドライバーを鈴鹿で目撃できるのが楽しみです。熱田カメラマンにとっても、日本のF1ファン全員にとっても次戦はホームレース、思いっきり満喫しましょう！

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