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コスト制限廃案に怒り「大チームがF1を去ればいい」

2014年4月11日

Sutton

 FIA会長ジャン・トッドが、ビッグチームらが反対しているためF1コスト制限の導入を断念すると述べたことに対し、小規模チームのボスたちが怒りを示している。

 FIAは昨年末、2015年のF1にコスト制限を設けるとして、今年の6月までにそのシステムに関して合意に達することを目指すと発表した。

 しかしF1ストラテジーグループのメンバーである代表6チーム(レッドブル、フェラーリ、メルセデス、ウイリアムズ、マクラーレン、ロータス)は先月、FIAに対し、予算制限は現実的な計画とは思えないとの意見を提出した。

 これを受けてトッド会長は、コスト制限を実行に移すにはF1ストラテジーグループの協力が必要であるため、このアイデアを推し進めることは不可能であると語った。

 ザウバーのチームプリンシパル、モニシャ・カルテンボーンは、多くのチームが財政的に苦しんでいる今、コスト制限は重要であり、FIAがこれほど簡単に諦めてしまうことが理解できないと述べている。

「小規模チームの私たちとしては、こういった方向性がとられることが理解できません」とカルテンボーン。
「どのスポーツも、ビジネスのやり方に責任を持つべきなのです」
「『金がないなら参加するな』というような時代はとっくに終わっています」

「(F1での)今のコストは、理解不能な状態になっています。私たちは今の経済状況を考慮し、実行可能なビジネスのやり方を示すことが重要です」


 フォース・インディアのチーム副代表ボブ・ファーンリーは、自分たちは今後も諦めずにコスト制限導入を実現するために努力すると語った。

「今後もこれ(コスト制限)を実現するためにプレッシャーをかけていく必要がある。フォース・インディアが証明したように、多額の金を使い続けなければいいショーを見せることができないなどというのは間違いであるからだ」

 フォース・インディアは今季見事なパフォーマンスを見せ、現在コンストラクターズ選手権でメルセデスに次ぐ2位につけている。


 カルテンボーンは、ビッグチームはFIAを相手に撤退をほのめかしてコスト制限を導入させないようにしているのだろうが、FIAはもっと毅然とした態度をとるべきであると述べた。

「F1から去ると脅しをかけるような人たちがいるのだとしたら、彼らは本当に去ればいいのです」
「そうしたらこういった政治的なゲームがなくなり、他の人々がF1に参戦する機会が生まれますから」




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