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ルノー、苦戦覚悟も「期待からあまりに遠い結果」

2014年3月20日

LAT

 ルノーは、開幕戦オーストラリアGPの結果が例年以上に期待を裏切るものだっとの認識を示した。

 今年のルノーは、オフのプレシーズンテストで相次ぐパワーユニットのトラブルに見舞われ、彼らのサポートを受ける4チームは、十分なテストができないまま、開幕戦を迎えることになった。

 オーストラリアGPでは、レッドブルのダニエル・リカルドが2位でフィニッシュし、トロロッソのジャン-エリック・ベルニュとダニール・クビアトもそれぞれ8位と9位を得たものの、レースの後でリカルドが燃料流量規定の違反で失格となり、ロータスとケータハムに至っては2台揃ってリタイアに終わっている。

 ルノーのヘッド・オブ・トラックオペレーションズであるレミ・タファンは、「とても複雑な心境だ」と述べると、次のように続けた。
「マシンがリタイアすることはやはり受け入れがたく、今日の結果から幅広い分野で信頼性を改善しなければならないことが明らかになった。開幕戦が厳しい試練となるのは毎年のことだが、それにしても今回はあまりにも期待値から遠く、次のレースまでに詳しい検証を行う必要があると考えている」
「ロータスでは2台揃ってMGU-Kに不具合が発生するなど、一部には共通するトラブルもあったが、それ以外は関連性が薄く、広範な領域を改善しなければいけないと捉えている」

「こうした問題に真剣に取り組み、マレーシアGPではどのチームも最大限のポテンシャルを引き出せるよう努力していくつもりだ」

 しかしタファンは、リタイア以外のマシンパフォーマンスには満足しているとも語っている。
「いっぽうで完走したマシンは優れたパフォーマンスを発揮したので、その成績にはとても満足している。失格に処されたレッドブルは、失った成績を取り戻すための抗議を行っているが、我々がこれをサポートするつもりでいることは当然のことといえるだろう」




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