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2013年トップ50ドライバー:F1新人2人が上位に

2014年1月5日

LAT

 英AUTOSPORT誌のジャーナリストたちが、昨年さまざまなカテゴリーで戦った多数のドライバーを評価、2013年のドライバーのトップ50ランキングを決定した。

 1位にはF1で4連覇を成し遂げたセバスチャン・ベッテルが選ばれた。
「19戦中13勝を挙げ、F1史上最も見事なシーズンのひとつ」を過ごしたと、ベッテルは評されている。
「レッドブルRB9のパフォーマンスが圧倒的によかったからだと主張する者もいるが、チームメイトのマーク・ウエーバーが一度も勝てなかったことを考えると、マシンの力だけではない」

 2位はWRCチャンピオンのセバスチャン・オジェ(「13戦中9勝を獲得し、ほぼ完璧なシーズンを送った。ラリー界において誰よりも優れていた」)、3位にはNASCARチャンピオンのジミー・ジョンソン(「NASCARウィンストンカップで6度目のタイトルを獲得、リチャード・ペティおよびデイル・アーンハートが持つ7回の記録に近づいた」)が続いた。

 4位はF1ランキング2位のフェルナンド・アロンソ。マシンの力を考えれば素晴らしいシーズンを送ったといえるが、2012年の超人的なパフォーマンスにはわずかに及ばなかったと、評価に記されている。

 5位はインディカーチャンピオンのスコット・ディクソン(「シーズン半ばから挽回してタイトルを勝ち取った。現役インディカードライバーの中で最高レベルのドライバー」)、6位はWECおよびスーパーフォーミュラでランキング2位を獲得したアンドレ・ロッテラーだった(「世界最高のプロトタイプレーサー。スーパーフォーミュラでも成功を収め、F1にふさわしい才能を見せた」)。

 7位はF1ランキング4位のルイス・ハミルトン。メルセデスに移籍し、5回のポールポジションとハンガリーでの勝利を獲得、チームのランキング2位に貢献したのは素晴らしいが、シーズン後半は精彩を欠いたと評されている。

 8位にはフォーミュラ・ルノー3.5チャンピオンであり、今年マクラーレンからF1デビューを果たすことが決まったケビン・マグヌッセンが選ばれた。FR3.5で見せた成長とF1若手ドライバーテストで発揮した際立ったパフォーマンスからマクラーレンに認められたとして、今回トップ10入りを果たした。

 なお、今年トロロッソからF1にデビューすることが決まっているダニール・クビアトも18位にランクイン、GP3チャンピオンとして非常に高く評価されている。

 9位はWECチャンピオンのロイック・デュバル(「スポーツカードライバーのスターにふさわしい速さ、安定性、チームプレイヤーとしての責任というすべてを持ち合わせている」)。10位はNASCARランキング2位のマット・ケネス(「惜しくもタイトルを逃したが、チャンピオンとなった2003年より内容的にはずっと印象的なシーズンを送った」)。


 英AUTOSPORT誌が選んだ2013年トップ50ドライバーは以下のとおり。()内は英AUTOSPORT誌が考慮に入れた主な参戦カテゴリー。

1.セバスチャン・ベッテル(F1チャンピオン)
2.セバスチャン・オジェ(WRCチャンピオン)
3.ジミー・ジョンソン(NASCARチャンピオン)
4.フェルナンド・アロンソ(F1ランキング2位)
5.スコット・ディクソン(インディカーチャンピオン)
6.アンドレ・ロッテラー(WECランキング2位)
7.ルイス・ハミルトン(F1ランキング4位)
8.ケビン・マグヌッセン(フォーミュラ・ルノー3.5チャンピオン)
9.ロイック・デュバル(WECチャンピオン)
10.マット・ケネス(NASCARランキング2位)

11.ニコ・ヒュルケンベルグ(F1ランキング10位)
12.セバスチャン・ローブ(WRCランキング7位、FIA GTランキング4位)
13.ニコ・ロズベルグ(F1ランキング6位)
14.フレデリック・マコウィッキ(WECランキング9位)
15.アラン・マクニッシュ(WECチャンピオン)
16.カイル・ブッシュ(NASCARランキング4位)
17.マイク・ロッケンフェラー(DTMチャンピオン)
18.ダニール・クビアト(GP3チャンピオン、ヨーロッパF3)
19.ジェイミー・ウィンカップ(V8スーパーカーチャンピオン)
20.サム・バード(GP2ランキング2位)

21.トム・クリステンセン(WECチャンピオン)
22.アウグスト・ファルファス(DTMランキング2位)
23.エリオ・カストロネベス(インディカーランキング2位)
24.ロメイン・グロージャン(F1ランキング7位)
25.キミ・ライコネン(F1ランキング5位)
26.ラファエル・マルチェロ(ヨーロッパF3チャンピオン)
27.イバン・ミューラー(WTCCチャンピオン)
28.サイモン・ペジナウ(インディカーランキング3位)
29.マーク・ウィンターボトム(V8スーパーカーランキング4位)
30.アンソニー・デイビッドソン(WECランキング3位)

31.ケビン・ハービック(NASCARランキング3位)
32.マーク・ウエーバー(F1ランキング3位)
33.ストフェル・バンドルネ(フォーミュラ・ルノー3.5ランキング2位)
34.アンドリュー・ジョーダン(BTCCチャンピオン)
35.フェリックス・ロゼンクビスト(ヨーロッパF3ランキング2位)
36.マイク・コンウェイ(WEC LMP2ランキング3位、インディカー)
37.ファビオ・ライマー(GP2チャンピオン)
38.コリン・ターキントン(BTCCランキング5位)
39.アレクサンダー・シムス(GP3ランキング8位、ヨーロッパF3ランキング10位)
40.ティエリー・ヌービル(WRCランキング2位)

41.ゲイリー・パフェット(DTMランキング6位)
42.ロブ・ハフ(WTCCランキング4位)
43.ジェンソン・バトン(F1ランキング9位)
44.ジャスティン・ウィルソン(インディカーランキング6位)
45.バルテッリ・ボッタス(F1ランキング17位)
46.ジェイムズ・カラド(GP2ランキング3位)
47.ジャンマリア・ブルーニ(WEC LM-GTEプロクラスチャンピオン)
48.アレックス・リン(ヨーロッパF3ランキング3位)
49.オリバー・ターベイ(ELMSランキング3位)
50.アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(フォーミュラ・ルノー3.5ランキング3位)




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6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
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