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ブラジルGPに14年型プロトタイプタイヤを供給

2013年11月19日

ブラジルグランプリプレビュー:
インテルラゴス 2013年11月22-24日

今シーズン最終戦の金曜フリー走行へプロトタイプタイヤを供給

Pirelli

2013年11月18日、ミラノ
Formula One2013年シーズン最終戦が、今週末、伝統的なブラジルのインテルラゴスサーキットで行われます。ピレリは、P Zeroオレンジ・ハードとP Zeroホワイト・ミディアムタイヤを持ち込みます。

ブラジルグランプリでは、翌シーズンへの準備として、レギュレーション変更を反映した最新仕様の2014年型プロトタイプを、各チームが金曜フリー走行で試す機会が提供されます。2014年型マシンの新しいエンジン特性は、タイヤに重要な影響を及ぼします。現行のレギュレーションに従い、各マシンには、FP1とFP2で2セットの2014年型タイヤが供給されます。この新型タイヤは、2014年型のタイヤ構造とプロファイルを反映したミディアムコンパウンドです。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「名高いインテルラゴスサーキットの多様な要求に対応するために、ブラジルグランプリ用にハードとミディアムを選択しました。ブラジルでは、非常に熱狂的なファンから、いつも素晴らしい歓迎を受けます。ブラジルには注目すべき点が多数あります。ここは数年前に再舗装されたばかりですが、路面は非常にバンピーです。このため、トラクションがかかりにくく、ドライバーへのフィジカルな要求が大きくなります。昨年同様、金曜フリー走行において、翌シーズン仕様のタイヤをテストする機会を全チームに提供します。新型タイヤは、2014年のテクニカルレギュレーションにおける基礎的な変更を反映したものです。ブラジルは、ピレリの最大のマーケットですので、現行レギュレーションでの最終戦となるブラジルを再び訪れることをとても楽しみにしています」

ピレリ・ブランド・アンバサダー
ジャン・アレジのコメント:
「インテルラゴスは、まさにドライバーが熱中するサーキットです。コーナーが連続するサーキットはいくつかありますが、中でもインテルラゴスは際立っています。路面は何度か再舗装されたものの非常にパンピーで、半時計回りのドライビングはタフに感じます。私自身は、インテルラゴスの雰囲気が大好きです。ここのファンは本当に素晴らしいので、レースを行う上では最高の場所です。ピレリにとって、ブラジルは大きなマーケットなので重要なレースですね。この点は昔から同じで、私が現役時代にはネルソン・ピケがブラジルにピレリの代理店を経営しており、適正なタイヤを装着する重要性をプロモーションしていたことを思い出します。天候は常に変わりやすいため、あらゆる事態に備えなければなりません。インテルラゴスでの鍵は、正しいリズムを見出すことです。この点をマネージできれば、タイヤ摩耗を最小限にして、良好なパフォーマンスを得ることが出来ます。私は、過去にインテルラゴスで表彰台に上ったことがあります。良好なフィーリングを即座に掴むことが重要です」


サーキットから見たタイヤ:
連続するトラクションが非常に重要となります。インテルラゴスのブレーキングはヘビーではないため、スピードを失わないことが重要です。

インテルラゴス用のセットアップは、妥協点を見出すという傾向にあります。スタート・フィニッシュラインへ向かう長い上り勾配のストレートでは、スピードとエンジンパワー(インテルラゴスの海抜位置もエンジンにとってはチャレンジングです)が重要になる一方、ツイスティなインフィールドセクションではダウンフォースが必要になります。最終セクターが全体のタイム上、最も重要です。

テクニカルノート:
特に、コーナー上の多様なキャンバー角など、様々な路面が存在するため、最適なグリップとダウンフォースの生成が不可欠となります。トラック上の最低速コーナーであるターン14は、インテルラゴスがタイヤに課す技術的な厳しさを示す好例です。ドライバーは、上り坂に向かいながらハードにブレーキングし、コーナーへ突入します。その後、コーナー出口では、注意深くホイールスピンをマネージする必要があります。

バンピーなアスファルトと高低差の存在を特徴とするインテルラゴスは、モナコに次いで2番目にラップの距離が短いサーキットです。ドライバーの肉体的にも、マシンにも厳しいインテルラゴスの厳しさに加えて、ブラジルグランプリではレインシャワーが珍しくありません。

雨模様のコンディションの下で行われた昨年の決勝では、マクラーレンのジェンソン・バトンが2ストップ戦略で優勝しました。バトンの成功の鍵は、雨になってもPZeroスリックタイヤを使い続けることが出来た彼の能力でした。ドライとウェットが混在するコンディションのため、戦略が非常に多岐に渡り、4ストップを行ったドライバーも見られました。

ピレリF1チームの紹介:
これまでこのコーナーで紹介してきたメンバーはほんの一部です。ピレリのFormulaOne活動の陰には、毎回旅をしている約50名のスタッフをはじめ、イタリア・ミラノ本社で開発、プロモーション、マーケティングを行っている部署、トルコ・イズミットにある「FactoryofChampions(チャンピオンの工場)」、ルーマニアやUKの工場、そして開催各国にあるピレリの現地会社などの多大な協力の存在があります。これらの全ての人々が我々の財産です。

その他のニュース:
世界ラリー選手権最終戦のWalesRallyGBとともに開催されたピレリタイヤを装着するシトロエン・トップドライバーシリーズで、フランス人ドライバーのSebastienChardonnetが優勝しました。この優勝により、Chardonnetは、来シーズン、ラリーにおけるGP2的位置づけのWRC2プログラムへ、シトロエンからファクトリーサポートでフル参戦することが出来ます。

‘ジムカーナ’のキングであり、ピレリのUSAブランド・アンバサダーのケン・ブロックは、先頃ラスベガスで行われたGlobalRallycrossChampionshipの最終戦で優勝しました。ビジネスの経歴も持つブロックは、ピレリタイヤを使用して、今シーズンのラリー・アメリカで2位を獲得しました。

ピレリの新製品WinterSottozero3が、国際的自動車雑誌からの賞を受賞しました。この新しいタイヤは、革新的なコンパウンド、3Dサイプ、新しいプロファイルによって、寒いコンディションの下でも長寿命とより良い性能を提供します。

(ピレリ ジャパン株式会社 プレスリリース)




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