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ブラウン、解雇のプレッシャーはなかったと主張

2013年6月24日

Sutton

 メルセデスのチームプリンシパル、ロス・ブラウンは、本社上層部から“秘密タイヤテスト”の裁定が代表の職に影響するとのプレッシャーを受けていた事実はないと語った。

 メルセデスが5月にピレリタイヤテストを行う際に規則違反である現行車を使用したことが発覚、これについてFIA国際法廷で審議が行われた。しかしその結果、メルセデスは規則違反を犯し不公平なアドバンテージを得たものの不正の意志はなかったと判断され、処罰は戒告および7月の若手ドライバーテストへの参加禁止にとどめられた。

 決定が出る以前、メルセデスに出場停止など厳しいペナルティが科せられた場合には、問題のテストに関する判断を行ったブラウンが責任を取らざるを得なくなるのではないかと推測されていた。

 Sky SportsのThe F1 Showの独占インタビューにおいて、軽いペナルティで済んだために今後もチーム代表の座にとどまることができるかと聞かれたブラウンは、国際法廷以前に自分のポジションについての話は上層部からなされていなかったと答えた。

「正直な話、その問題については全く話題に上らなかった。つまり状況は以前と変わっていない」とブラウン。

「法廷の決定が違っていたらどうなっていたのかは分からない。私はひとりの従業員でありチームのメンバーだ。だから状況は違ったのかもしれない」
「だが上層部はこの件に関して非常に協力的だった。彼らにとって、“誠実さ”が証明されることは非常に重要だった。彼らは大きな支えになってくれたし、実際に起こった事実をすべて理解していた。私は彼らからこれ以上ないほどのサポートを受けた」

 国際法廷の判決文には「ピレリもメルセデスも、関係する全期間において不誠実な行動を一切していない」と記されている。

 ブラウンは、チームが故意に不公平なアドバンテージを得ようとしたわけではないと判断されたことは非常に重要であると語った。

「これは極めて重要なことだったと思う。この一件に関してはさまざまな見方がなされていた。メルセデスという企業にとっても、私個人にとっても、これは重要なことだった」
「F1は非常に競争が激しいビジネスだ。それは誰もが承知しているが、誠実に行動するということは自分にとってとても重要な問題だと私は考えている。だからこそ、あのような判決がなされるために、何が起きたのかを証明すべく、独立した法廷において事実を示すことを希望した」




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