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ピレリの変更は規則違反との指摘をFIAが否定

2013年5月20日

Sutton

 ピレリはカナダGPでF1タイヤに変更を加える予定となっているが、FIAは、この変更は安全性の問題を解決するためのものであり、規則違反には当たらないと主張している。

 今年のピレリタイヤはデグラデーションが高く、リヤタイヤのデラミネーションの問題も連発している。スペインGPで4回交換が主流となった後、ピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンベリーは、「我々は4回ストップのレースを望んではいなかった。タイヤのコンストラクションを変更することにする。2回か3回ストップのレースに戻したい」と述べ、カナダからタイヤを変更することを明らかにしていた。

 しかしこの動きはタイヤに苦しんでいるレッドブルやメルセデスに有利に、タイヤをうまく使えているロータスやフェラーリには不利に働く可能性があるとの懸念が生じていた。
 ロータスのチームプリンシパル、エリック・ブーリエは不公平であると怒りを表し、また、シーズン途中でのタイヤ変更はレギュレーション違反であるとの指摘がいくつかのチームから出ていた。

 F1テクニカルレギュレーション12条6.3には以下のように記されている。
「タイヤの仕様は前シーズンの9月1日までにFIAにより決定される。決定された後はタイヤの仕様はシーズン中に全チームの同意なしに変更されることはない」

 しかし12条5.2には例外として「指名されたタイヤサプライヤーおよびFIAテクニカルデリゲートの意見において、指定されたタイヤ仕様が技術的に不適当であると証明された場合には、スチュワードが異なる仕様の追加タイヤを使用することを認める可能性がある」と規定されている。

 FIAは、ピレリに対し、リヤタイヤのデラミネーションの再発を防ぐための変更には賛成であり、それを強く望んでいると話したということだ。しかしFIAは、デグラデーションを小さくしたり、ピットストップの回数を減らすことを目的とした変更は許可しないとの意向を明らかにしている。

 FIAの関係者は次のように発言している。
「FIAとピレリの間でタイヤトラブルおよびその再発防止についての話し合いがなされている。この話し合いにはデグラデーションやピットストップの回数の問題は含まれない」

 タイヤに具体的にどのような変更がなされるのかまだ決定していないものの、ヘンベリーは、変更は小さなものになりそうだと述べている。
「具体的にどのような変更を行うのかはこれから決定する。だが変更を最小限にとどめるために全力を尽くす」




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