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F1、ドライバーがレース前にひざまずくセレモニーを廃止へ。多様性推進の活動は拡大

2022年2月9日

 F1のCEOステファノ・ドメニカリによると、F1はこれからも多様性推進のための活動を続けていくものの、2022年グランプリでは、ドライバーたちが決勝前にひざまずく正式なセレモニーは行わないということだ。


 2020年から、F1決勝前には、ドライバーたちが全員グリッド上に集まり、当初は人種差別反対、その後、持続可能性、多様性、包括性の向上を目指す『We Race As One』の取り組みをアピールする時間が設けられていた。ルイス・ハミルトンなど一部のドライバーたちは、その時間に片膝をついて、人種差別への抗議の姿勢を示していた。


 今年は、このセレモニーは廃止され、『We Race As One』のビデオメッセージを放送するのみになるということだ。


 ドメニカリは、『Sky Sports』の取材に応え、2年間続いた、レース前のドライバーたちによるセレモニーは今年は行わないと述べた。


「ジェスチャーから行動に移行するわけだ。その行動というのは、我々のコミュニティの多様性に焦点を当てることであり、これが最初のステップだ」


「それが重要であると信じる人々にとって、あのジェスチャーは重要なものだった。我々は常に、全員を尊重する必要がある。だが、今は、前に進み、何か他の行動を起こすべき時だ」

2021年F1フランスGP決勝前にグリッドでひざまずくドライバーたち
2021年F1フランスGP決勝前にグリッドでひざまずくドライバーたち

 多様性への取り組みの一環として、F1は過小評価グループのためのフォーミュラ・エンジニアリング・スカラーシップ・プログラムへの資金提供を、2025年まで延長すると発表した。


 この取り組みは、F1ノンエグゼクティブチェアマンであるチェイス・キャリーが昨年、個人的に100万ドル(約1億1000万円)を寄付したことでスタートした。現時点では10人の学生がこのプログラムの支援を受け、全員がイギリスおよびイタリアの大学・大学院での学位取得を目指している。


 2022年から2025年までの4年間には、学位取得までの学費と生活費をカバーする奨学金が、毎年10名に提供される予定だ。


 F1は、奨学生に対し、チームを含むビジネスコミュニティでのインターンシップと就業機会を提供するとも述べている。


 また、F1は、スポーツメディアにおいて多様性を高めるための活動を行っている『ブラック・コレクティブ・オブ・メディア』、STEMにおける多様性を高めることを目指す『ブレア・プロジェクト』と協力し、機械工学を学ぶ実習生やインターンを募集するという取り組みも行っている。



(autosport web)




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