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レッドブル&HRC密着:ブラジルでの一件で声明を発表も、ドライバーへの質問は集中。ペレスは原因とされた噂を否定
2022年11月19日
最終戦アブダビGP開幕前日の木曜日に、多くのメディアから注目を集めていたのは、レッドブルだった。理由はもちろん、前戦ブラジルGPでマックス・フェルスタッペンがチームオーダーを無視し、ドライバーズ選手権で2位争いをしているチームメイトのセルジオ・ペレスにポシジョンを譲らなかった一件が、その後も尾を引いているからだ。
そのため、レッドブルはアブダビGP前に声明を出した(『レッドブルF1、フェルスタッペンの指示無視について声明「チームがミスを犯した。マックスの説明を受け入れる』参照」)。
それによれば、「チームとしていくつかのミスを犯してしまった」ため、「いつもオープンでフェアなチームプレイヤーであるマックスが、妥協した状況に追い込まれ、対応する時間がほとんどなかった」とし、「チームはマックスの理由を受け入れ、この会話は個人的な問題であり、チーム内では非公開とし、これ以上コメントすることはない」と説明した。
さらに、チームはブラジルGP後にソーシャルメディアで繰り広げられた誹謗中傷を次のように非難した。
「マックス、チェコ、チーム、そしてそれぞれの家族に対するネット上での死の脅迫、ヘイトメール、親戚への罵詈雑言は嘆かわしいことだ。虐待を止め、スポーツを楽しむことができる空間に戻ることを望んでいる」
このような声明を出すことでチームは火消しを図ろうとしたものの、アブダビGPでもメディアの質問はふたりに集中した。それは、ブラジルGPでフェルスタッペンが「僕がそうすることは以前も話し合い、その理由も伝えていた」と語っていたからだ。
その理由として噂されていたのが、今年のモナコGP予選Q3でのペレスのクラッシュだ。このクラッシュによって、最後のアタックができなかったフェルスタッペンは予選4番手にとどまり、抜きどころがないモナコGPで3位に終わった。ブラジルGPでのチームオーダー無視は、その報復ではないかという憶測が広がった。
しかし、アブダビGPでフェルスタッペンは「詳細はドライバーとチームの間にとどめ、公表はしない」と明言を避けた。また、ペレスは「モナコGPが原因というのは噂にすぎず、その噂は誤っている」と否定した。
過去にふたりの間に何があったのかは不明だが、最終戦アブダビGPでペレスのドライバーズ選手権2位獲得に向けて、フェルスタッペンが協力することは確認されている。
こうしたなかで開幕した最終戦アブダビGP。初日のフリー走行は1回目にヤングドライバーテストとして、レッドブル・ジュニア・ドライバーのひとりであるリアム・ローソンがフェルスタッペンに代わってステアリングを握った。フェルスタッペンは2回目のフリー走行から走り始めたが、それでも2番手以下にコンマ3秒以上の差をつけて、断トツのトップ。一方、ペレスは5番手。ドライバーズ選手権2位争いを繰り広げているライバルのシャルル・ルクレール(フェラーリ)は3番手だった。
出遅れたペレスがランキング2位になるためには、フェルスタッペンの協力も必要だが、まずは自力でルクレールと同等となるようペースアップするしかない。
(Masahiro Owari)
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9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |