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メルセデスF1、ツール・ド・フランス優勝チームを持つイネオス社と提携。空力部品などの製造能力を向上へ
2019年12月21日
メルセデスF1チームは、イギリスに本拠地を置く多国籍化学会社『イネオス』社と、エンジニアリング、ヒューマンサイエンス、シミュレーション、データ分析の各領域でパフォーマンス向上に関する新技術を共同で開発、活用するための業務提携を結んだと発表した。
これは、メルセデスが6年連続のダブルタイトル獲得を実現する原動力でもあった人的能力の向上や技術力強化に関する高い知見を、新たな枠組みで活用することを主眼に置いたものだという。
「我々には、F1で求められる高いレベルの技術力がある。つまり、セーリングや自転車競技の特定領域における先端技術開発への取り組みを、我々がサポートできるということだ」と、メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ウォルフは説明した。
さらにウォルフは、今年の8月以降調整を続けてきた今回の提携は「特に空力と、主要部品の製造能力を高めることに重点を置いたものだ」と述べた。
自転車競技のサイクルロードレースを戦うチーム・イネオスは、2019年大会も含め、これまでにツール・ド・フランスで7度優勝している強豪。またセーリングにおいても、オリンピックのメダリストでイギリス史上最強のセーラーと称されるベン・エインズリー卿がイネオス・チームUKを率いて2021年のアメリカズカップ優勝を目指している。
「今回の提携は、関係するすべてのスポーツにわたって驚くほどの相乗効果をもたらすものだ。この魅力的な組み合わせにより、技術革新の境界を広げられると考えている」とエインズリー卿は語った。
「メルセデスはF1で驚異的な成功を収めてきた。間違いなく、我々が彼らの組織から学ぶべきことは多いだろう」
イネオス社の創業者で会長のジム・ラトクリフ卿は、新しい提携が実現したことに興奮しており、メルセデスのような優れたチームとともに働けることをとても楽しみにしているとして、以下のように語った。
「比類なき高レベルの技術や知見を誇り、また成功を収めてきたメルセデスF1チームが、セーリングと自転車競技における我々の強い思いを支援してくれるという話は、我々にとって素晴らしいことだ」
「自転車競技やセーリングと同様、F1というスポーツも、人とマシンのパフォーマンスをうまく組み合わせることが求められる」
「我々には、お互いから学び合うための強力な関係ができた。共同作業や技術革新は、我々の持つスポーツチームすべてにおいて大切な要素であり、メルセデスとの提携によってそれをさらに強化できるだろう」
今回の提携により、メルセデスには新たに応用科学部門が設立され、F1で培われた空力やモータースポーツの技術が活用されるとともに、イネオス側からの技術の持ち込みも行われることになる。
「ジム・ラトクリフ卿が、優れた実績と将来に向けた強い情熱を持った3組織で手を組む、という構想を持ってきたとき、我々はすぐにそれが、互いに強くなり、さらにメルセデスのビジネスを多角化するための素晴らしい機会なのだと分かった」とウォルフは語った。
「この提携による新たな可能性が数カ月先、数年先に花開くであろうことに、我々は大変興奮している。また、我々自身が世界的なスポーツの強豪チームから学べることにも胸を躍らせている」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
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