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ピレリ「2018年よりも硬いコンパウンドで、昨年のファステストラップをレース中盤に更新」
2019年6月25日
2019 フランスグランプリ 決勝
2019年6月23日、ル・カステレ
ピレリがタイトルスポンサーを務めるフランスグランプリは、路面温度が54度に達する、シーズン中でも屈指の高温下で行われました。このエクストリームなコンディションの下、トップ7中の6名を含む大半のドライバーが、ミディアムからハードへと繋ぐ1ストップ戦略を採用しました。5位に入賞したフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ファステストラップポイントを狙って、レース終盤にソフトタイヤに交換する2ストップ戦略を採りました。
■キーポイント
・南フランスの高温のコンディション下、摩耗とデグラデーションレートが予測通りの数値を示したなか、7名を除くドライバーがミディアムタイヤでスタートしました。レッドブルのピエール・ガスリーが見せたように、ソフトタイヤによるスタートでも1ストッパーが可能でした。
・マシンスピードはこれまで以上に速くなり、レース中盤時点で、メルセデスのバルテリ・ボッタスが昨年のファステストラップを更新しました。昨年と比較して、より燃料が多く残っている状態で、より硬いコンパウンドによるタイム更新でした。(2019年のC2コンパウンドは昨年のミディアムに相当し、2018年はスーパーソフトでのタイムでした。)
・ハードタイヤで長いオープニングスティントを走行する戦略を採ったドライバーも見られました。レーシング・ポイントのランス・ストロールは、ハードタイヤで39周を走行後ミディアムへ交換しました。
・フェラーリのセバスチャン・ベッテルがファステストラップポイントを獲得しました。ベッテルは、終盤にソフトへ交換する2ストップ戦略を採りました。ベッテルのタイムは、優勝したルイス・ハミルトンがハードタイヤで記録したタイムをわずかに更新するものでした。
各コンパウンドのパフォーマンス
・ハード C2:大半のドライバーが第2スティントで使用するなど、このレースでの不可欠な要素となりました。路面の厳しさに十分に対応していたものの、終盤では一定のマネジメントが必要でした。
ミディアム C3:予測通り、大半のドライバー(トップ10グリッド中の8名、トップ10グリッドより下位では、5名を除く全ドライバー)がスタートタイヤとして使用しました。
ソフト C4:2名のドライバーのみが、ソフトタイヤでスタートしました。ソフトタイヤのライフは、ポール・リカールの厳しいコンディション下では限定的でした。燃料が軽くなったファイナルラップで、セバスチャン・ベッテルがソフトを使用してファステストラップを更新しました。
ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「路面温度が今シーズンで最も高い部類に入るコンディションの下、フランスグランプリは、マシンスピードが昨年よりも速くなっていることを印象的に示すレースとなりました。厳しいコンディションにもかかわらず、多くのドライバーが、我々が最速と予測したミディアムからハードと繋ぐ1ストップ戦略を採りました」
「高温に加え、大幅な路面の改善など、エクストリームな厳しいコンディションに、タイヤは十分に対応していました。これから、今シーズン最初の連戦となるオーストリアのシュピールベルクへ向かいます」
■コンパウンド毎のラップタイム上位:
・ハードタイヤ
ルイス・ハミルトン:1’32.764
バルテリ・ボッタス:1’33.586
シャルル・ルクレール:1’33.828
・ミディアムタイヤ
ルイス・ハミルトン:1’34.683
ニコ・ヒュルケンベルグ:1’34.754
ランス・ストロール:1’34.924
・ソフトタイヤ
セバスチャン・ベッテル:1’32.740
ピエール・ガスリー:1’37.355
アントニオ・ジョビナッツィ:1’38.812
■最長スティント
・ハードC2:ランス・ストロール 39Laps
・ミディアムC3:セバスチャン・ベッテル、アレクサンダー・アルボン、ジョージ・ラッセル 25Laps
・ソフトC4:ピエール・ガスリー 17Laps
(ピレリ ジャパン プレスリリース)
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予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |