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スペイン人ライターのF1便り 後編:精彩欠けるFIA-F2のミック・シューマッハー。今年はランキング10位以内に入れば上出来
2019年5月25日
スペイン在住のフリーライター、アレックス・ガルシアのモータースポーツコラム。今回はF1、FIA-F2の“ルーキー”たちについて、その実力は高い評判に見合っているか、前後編に分けて考察していく。
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F1以外でもフェラーリは、フェラーリ・ドライバー・アカデミーによってその存在感を示している。アカデミーは全部で3人のFIA-F2ドライバーを擁しているのだ。
そのうちのひとりは、彼の有名な姓のおかげで非常に特別な支持者がいる。ミック・シューマッハーは2015年にシングルシーターに出場して以来、多くの注目を集めている。
シューマッハーは着実に力を伸ばし、2018年にはFIA-F3でタイトルを獲得するまでになった。懐疑的な者もいまだに多くいるものの、彼は高い評価を受けている。
しかし、彼の2019年シーズンのスタートは予想よりも輝きに欠けるものになっている。有力と目されているプレマのマシンの1台をドライブしているものの、何度かミスや不運によって、好結果を出すことができていないのだ。
ミック・シューマッハーの初めてのFIA-F2シーズンのスタートについて判断を下すのは難しい。特に彼の通常の進歩の過程を考えればなおさらだ。
彼は苦戦する新シリーズでの最初の年は足がかりとし、その翌年タイトルを目指して戦うのだ。彼はF4とF3でもそうしたし、FIA-F2でもそうするだろうというのが大方の見方だ。
彼の2019年の目標は、数回表彰台に上がり、可能ならスプリントレースで勝利を飾ることだろう。これ以下の結果でチャンピオンシップを10位以下で終えたら、期待外れだと言えるだろう。
シューマッハーはFIA-F2におけるただひとりのルーキーではない。コース上には他に7人の新人ドライバーと、2戦しか出場していない新人ドライバーがひとりいる。
これまでで最も印象強いドライバーは、中国出身の周冠宇(チョウ・グアンユー)だろう。皮肉なことに、今年は彼がフェラーリ・ドライバー・アカデミーを離れて、ルノー・スポール・アカデミーに加入した最初の年である。
優れたペースと少しの幸運の組み合わせに助けられてはいるが、グアンユーはFIA-F2での最初の数戦において多くの人々がシューマッハーに期待していた戦いぶりを見せた。第3戦スペインを終え、現在ランキング5位に位置している(シューマッハーはランキング12位)
また、アントワーヌ・ユベール(BWTアーデン)が何を達成できるかということも興味深い。2018年のGP3チャンピオンであるユベールは、競争力の低いマシンながらも、素晴らしいパフォーマンスを見せているのだ。
FIA-F2選手権で初の女性ドライバーであるタチアナ・カルデロン(BWTアーデン)にも注目しているが、彼女は今のところ苦戦しているようだ。
最後に、FIA-F2のタイトル争いにおいては、現在ランキングトップのニコラス・ラティフィ(ダムス)が最も有力なドライバーとしてシーズンを最後まで戦うだろう。彼には経済的支援もあるため、2020年のF1シートの最有力候補にもなるはずだ。
不思議なことに、フェラーリはレッドブルが過去にジュニアプログラムと同様のことを、ついに行うようになった。
シャルル・ルクレールはフェラーリという最終目的地に到達した最初のドライバーだが、他のドライバーも後ろに控えている。現在ジョビナッツィがアルファロメオにおり、ミック・シューマッハーやジュリアーノ・アレジ(トライデント)、カラム・アイロット(ザウバー・ジュニアチーム)のような有力ドライバーがFIA-F2を戦っている。
FIA F3にも、プレマのマーカス・アームストロングやチームメイトのロバート・シュワルツマンのようなドライバーがいる。
そしてご存知だろうか? 最近、ザウバー・ジュニアチームは、アーサー・ルクレールというドライバーを彼らのF4チームに迎えている。そう、彼は実はシャルルの弟なのだ……。
(Alex Garcia/ Akarag)
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9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |