【決勝無線】モナコGP交信メモ

Mercedes

　モナコGP決勝で放送されたドライバーとチームの無線をお届けします。今回のモナコはリタイヤの多いサバイバルレースとなっただけに、さまざまなトラブル、接触に遭ったドライバーの悲痛な叫びが多い展開になりました。

●L4
セバスチャン・ベッテル←（エンジニアから）「セバスチャン、モード8を試してみてくれ」
→（ドライバーから）「まだノーパワーだ」
→「本当に頼むぜ、おい！」

●L5
セバスチャン・ベッテル→「1速にスタックしている」
→「ブーストが戻ってきた」

●L7
セバスチャン・ベッテル←「セバスチャン、リタイアしてくれ。クルマをピットに戻してくれ。クルーが待機している」

●L11
ダニール・クビアト←「ダニー、我々はリタイアしなければならない。ボックス、ボックス」
→「オーケー」

●L15
ルイス・ハミルトン→「すでにリヤがタレてきている」
←「了解だ」

●L18
ルイス・ハミルトン→「何が起きてるんだ？ エンジンが遅くなってきている」
←「了解。できる時にHPP4をポジション4にしてくれ」

ニコ・ロズベルグ→「左フロントにグレイニング」

●L19
ダニエル・リカルド→「リヤがタレてきたよ」

●L20
キミ・ライコネン←「回りは最後にタイヤに苦しむはずだ。我々はターゲットよりも4周長く走るつもりだ

●L22
ルイス・ハミルトン←「もうすぐ周回遅れに追い付くぞ。またHPPスイッチの変更をしてくれ。HPP5、ポジション3にしてくれ」
→「変更しなくても走れる設定を教えてくれよ！」

ニコ・ロズベルグ←「みんなフロントのグレイニングに苦しんでいるよ」

●L27
ルイス・ハミルトン→「なんでさっきの周にピットインしなかったんだ? どうしてこの周でピットインしなきゃいけなかったのか、分からないよ。僕に残された選択肢にどんなものがあるのか、ちゃんと教えてくれよ」
←「ルイス、ここから最後まで走り切るレースだ。あとはタイヤのデグラデーションと天候の勝負だ」
→「雨が降るの？」
←「いや、その可能性はかなり低い」

●L33
小林可夢偉→「あんな抜き方、許されないでしょ!? チャーリー（ホワイティング/レースディレクター）に伝えてくれ！」
←「カムイ、シケインをカットしないように気をつけてくれ」
→「だから彼（ライコネン）を行かせたんだよ」

●L39
ニコ・ロズベルグ←「ターン1、3でロングな（高い）ギヤを使ってくれ」

●L41
ニコ・ロズベルグ←「全てのコーナーでルイスの方がロングギヤを使って燃費をセーブしているよ」

●L44
ニコ・ロズベルグ←「燃料消費が増えているから、高いギヤを使い続けてくれ」

●L46
ニコ・ロズベルグ←「燃費はターゲットにかなり近付いて来た。あともう少しだけ（燃費セーブの走りを）頼む」

●L53
ニコ・ロズベルグ←「燃料の状態は落ち着いてきた。今やっていることを続けてくれ」
ルイス・ハミルトン←「ペースはすごく良いよ。ニコに負けているのはターン3だけだ。ターン1、3、10でリフト＆コーストをしている」

●L57
バルテリ・ボッタス→「エンジンが壊れた」
←「今チェックしている」
→「エンジンが止まったよ」

●L62
ルイス・ハミルトン←「ストラット10、オーバーテイクボタン使え。1周だけだ」

ジュール・ビアンキ→「僕にペナルティが出たって（画面で）見たけど、ジョークだよね？」
←「君はよくやっている。今確認中だ。とにかくドライビングに集中しろ」

●L64
ダニエル・リカルド←「リヤのスリップを避けてリヤタイヤをいたわることを考えてくれ」

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