最新記事
- 角田裕毅、予選13番手「高速コーナーで苦労し...
- 【F1第12戦予選の要点】ヒュルケンベルグが今...
- 【つぶやきグラ天】漁夫の利
- 【順位結果】2024年F1第12戦イギリスGP予選
- メルセデスのラッセルが今季2度目のPP獲得。...
- 【タイム結果】2024年F1第12戦イギリスGPフリ...
- レッドブル&HRC密着:前戦の一件は「些細な...
- 【角田裕毅F1第12戦展望】過去2戦の“ハイブリ...
- 【タイム結果】2024年F1第12戦イギリスGPフリ...
- F1イギリスGP FP2:ノリスが初日最速、マクラ...
- ブラッド・ピット主演F1映画のタイトルが発表...
- 【タイム結果】2024年F1第12戦イギリスGPフリ...
C41のパフォーマンス向上を実感したライコネン。予選負け越しの成績を挽回できるか/F1チームメイト比較(7)
2021年3月24日
バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたプレシーズンテストを終え、現在はチーム、ドライバーともに同地で行われる2021年シーズンの開幕戦に備えているところだろう。今回はテストで見えた各チームのドライバーふたりのパフォーマンスを比較。連載最終回は、アルピーヌF1チームのエステバン・オコンとフェルナンド・アロンソ、アルファロメオ・レーシング・オーレンのキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィ、ウイリアムズ・レーシングのジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィだ。
────────────────────
■アルピーヌF1チーム
初日にエステバン・オコンがステアリングを握り、2日目にフェルナンド・アロンソが担当。初日と2日目は風向きも異なり、気温・路面温度も違っていたため、ふたりが記録した自己ベストタイムはほとんど参考にならない。
ふたりが同じ日に走ったのは最終日。前半オコン、後半アロンソだった。ふたりのタイム差は約1秒アロンソのほうが速いが、アロンソがC4タイヤで出したのに対して、オコンはC3タイヤだった。昨年のバーレーンGPでのC3とC4の一発のタイム差は約0.6秒。オコンが走行した前半セッションは路面温度が最高で46度以上に達していたことを考えると、1秒の差は妥当な数字だろう。
ただし、アロンソは2018年以来、3年ぶりのF1。しかも、オコンはすでにシェイクダウン走行で新車に乗っていたのに対して、アロンソは今回のテストが2月に上あごの骨を折る交通事故に遭った後、初めての走行だった。にもかかわらず、アロンソはすでにオコンと遜色のないタイムを記録している。今後、アロンソが交通事故の後遺症に悩まされることがなければ、アロンソが安定してオコンを上回るのは間違いない。
▼データ
フェルナンド・アロンソ
【ベストタイム】全体10番手 1分30秒318 C4
2日目:10番手 1分32秒339 128周 C2
3日目:9番手 1分30秒318 78周 C4
【走行距離】全体5番手 206周(1115km)
エステバン・オコン
【ベストタイム】全体16番手 1分31秒146 C4
1日目:3番手 1分31秒146 129周 C4
3日目:13番手 1分31秒310 61周 C3
【走行距離】全体10番手 190周(1028km)
■アルファロメオ・レーシング・オーレン
初日にふたりのドライバーが新車をシェアした後、2日目はアントニオ・ジョビナッツィ、最終日はキミ・ライコネンが1日ずつ走り込んだ。
昨年、予選でチーム内バトルに敗れたライコネンだが、その主な原因はアルファロメオのマシンにあったようだ。というのも、テスト最終日にライコネンがマークした1分29秒766は、昨年のバーレーンGPの予選で自身が記録した1分29秒810よりも速かったからだ。異なるタイヤを履いていたとはいえ、昨年のバーレーンGPの予選でのチームベストを、このプレシーズンテストで上回ったのだ。
「感覚的には昨年よりも良くなっている。2020年終盤の最も良くなっていた状態よりも、さらに速くなっていると思う」と語るライコネン。マシンがようやくライコネンの速さに追いつき、今年はジョビナッツィとの予選でのチーム内バトルも制するか。
▼データ
キミ・ライコネン
【ベストタイム】全体4番手 1分29秒766 C5
1日目:12番手 1分33秒320 63周 C3
3日目:4番手 1分29秒766 166周 C5
【走行距離】全体2番手 229周(1239km)
アントニオ・ジョビナッツィ
【ベストタイム】全体15番手 1分30秒760 C5
1日目:6番手 1分31秒945 68周 C3
2日目:5番手 1分30秒760 125周 C5
【走行距離】全体8番手 193周(1044km)
■ウイリアムズ・レーシング
プレシーズンテスト初日はテストドライバーのロイ・ニッサニーが走行を担当。83周を走って、17人中14番手となる1分34秒789を記録。2日目を担当したニコラス・ラティフィがC4タイヤで1分31秒672をマークし、最終日にジョージ・ラッセルがC5タイヤで全体6番手となる1分30秒117を叩き出した。
昨年、ラティフィを予選で完封したラッセル。プレシーズンテストでもラティフィが依然としてコントロールを失うシーンを何度か見せていることから、今年もラッセルのほうが安定して速いのは確実か。ラッセルにはチーム内バトルだけでなく、ウイリアムズでの初のQ3進出の期待もかかる。
▼データ
ジョージ・ラッセル
【ベストタイム】全体6番手 1分30秒117 C5
3日目:6番手 1分30秒117 158周 C5
【走行距離】全体15番手 158周(855km)
ニコラス・ラティフィ
【ベストタイム】全体18番手 1分31秒672 C4
2日目:7番手 1分31秒672 132周 C4
【走行距離】全体19番手 132周(714km)
(Masahiro Owari)
関連ニュース
7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 23:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |