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「F1を存続させる必要がある」ハースF1代表、予算上限の引き下げを切望。チームオーナーの関心は?
2020年4月23日
ハースF1チームのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、チームオーナーのジーン・ハースは現在の危機のなかでF1がどう対処していくか長期にわたり見守るつもりだが、永遠に待つことはできないという。
2020年シーズンは休止状態にあり、レース再開の見通しはまったく立っておらず、各チームは辛抱強く事態を見守るしかない。しかし中団チームの状況は限界に近づいてきており、収益の減少も予測されていることから、忍耐がもつのもある時点までのことだろう。
「我々全員と同様に、彼(ジーン・ハース)も、近い将来がどうなるのか、(今年)レースができるようになるのかどうかは分からない」とシュタイナーはF1公式ウェブサイトに語った。
「彼はさらに待つことに前向きだが、ビジネスマンであれば、永遠に待つことを良しとはしないだろう」
「今後数カ月のうちに、将来の見通しが出てくることを願おう。その頃には状況は今ほど流動的ではなくなっているかもしれない」
「誰かを責めるようなことではない。これは状況のせいなのだから。今のところ彼は落ち着いているが、どこかの時点で選択を下す必要があるだろう」
「だが彼は目下の見通しを立てたいと思っている。我々はスタッフを一時帰休させた。彼らを解雇したくなかったからだ」
「そうしたこともひとつだが、我々は将来確実に正しい選択をしていく必要がある。彼がF1への関心を持ち続けられるようにだ」
F1はすでに来シーズンに向けたコスト削減策を発表しており、その策には、今年のシャシーのデザインを2021年も引き継ぐことが含まれている。予算制限と予定上限額について、“正しい選択”がなされるだろうとシュタイナーは暗に示した。
予算の上限は現在1億5000万ドル(約162億円)に設定されているが、ハースは当然ながら当初の上限額である1億7500万ドル(約189億円)から上限を大幅に引き下げることを要求したチームのひとつだった。
「上限額は下げられるべきだ。多くのスタッフを少数まで削減しなければならないという大規模チームの課題には敬意を払っている」
「『冷たいスイミングプールに飛び込むのは嫌なものだが、ある段階ではそうしなければならない』という言い回しがあるが、そうしなければ生き残れないのだ」
「冷たくて不快だろうが、やってしまえば終わるのだ」
「この危機は我々に機会を与えた。我々はF1を存続させる必要がある。資金力のある3チームがF1を去ることは良い状況ではない」
「もしマクラーレンとルノーが撤退したいというのなら、そこにはある意味がある。彼らは自動車メーカーだ。私の意見では、彼らは大規模チームだ。彼らは世界がどこに向かっているのかを理解している。このような状態を続けることにはまったく意味がない」
「私は、一番の資金力のあるチームが世界チャンピオンになるのではなく、チームの最高の努力によって世界チャンピオンになる状況に戻ることを願っている。この危機が我々をそうした方向へ推し進めてくれることを願っている。だがそうなるかどうかは、決して分からないことだ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
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5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
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