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ブラジル:引退ウエーバーに高評価、ヘイキ最低点
2013年11月30日
Sutton
英AUTOSPORTが2013年ブラジルGPを戦った22人のドライバーを10点満点で評価、満点をポール・トゥ・フィニッシュを成し遂げたセバスチャン・ベッテルに与えた。
英AUTOSPORT誌のF1担当編集者エド・ストローは、今回、満点をひとり、9点を3人に、最低点5点を3人に与えた。
ベッテルは予選でポールポジションを獲得、9戦連続優勝を達成した。
「予選ではウエットにおける優れた能力を見せつけ、2位に0.6秒差をつけてポールポジションを獲得した」
「スタートでの滑り出しは最高とまではいかなかったが、1周目の終わりにDRSの助けを借りずにロズベルグからリードを取り返した」
「その後はいつもどおり完璧にレースをコントロールし、9連勝を成し遂げた」
Sutton
9位を与えられたのはフェルナンド・アロンソ、ジェンソン・バトン、ダニエル・リカルドの3人だった。
アロンソは3番グリッドからスタート、3位を獲得した。
「予選がウエットとなったことはアロンソにとっていいニュースだった。しかし本人が認めるように、デシダ・ド・ラゴでのミスにより0.8秒ほど失い、フロントロウを逃す結果となった」
「だが決勝での彼のパフォーマンスに欠点を見つけることはできない。序盤にロズベルグを抜いて2位に上がったが、ウエーバーを押さえ切ることはできなかった」
「最終的にベッテルから19秒差でフィニッシュしたことからして、アロンソはやれる限りのことをやったといえる」
バトンは14番グリッドから4位フィニッシュを成し遂げた。
「予選の湿った路面でインターミディエイトからグリップを得ることができなかった。しかし少なくともペレスとペースはほとんど変わらなかった」
「決勝では彼は素晴らしい走りを見せた。ペースは一貫しており、必要な時にはオーバーテイクを成し遂げ、マッサのペナルティのおかげもあって、今シーズン自己ベストの4位を獲得した」
「予選はぱっとしなかったが、レースパフォーマンスはバトンらしい素晴らしいものだった」
リカルドは7番グリッドから10位でフィニッシュした。
「リカルドは予選が得意なことで有名だが、インテルラゴスで彼が本当に輝いたのは決勝だった」
「トロロッソのマシンはレースコンディションではトリッキーだったが、序盤は一時8位を走行した」
「その後、ディ・レスタとグティエレスを押さえ切るのは簡単なことではなかったが、10位を守り、最後の1ポイントを手に入れた」
Sutton
今回最低点の5点と評価がなされたのは、ヘイキ・コバライネン、パストール・マルドナド、マックス・チルトンだった。
ロータスでの2戦目に臨んだコバライネンは、11番グリッドからスタート、14位フィニッシュにとどまり、入賞することができなかった。
「雨の予選で精彩に欠け、Q3進出を逃したとはいえ、堅実な走りは見せていた。だが決勝は、自身が認めているように、スタートで失敗し、ドライでタイヤに熱を入れるのに苦労したことで、いい結果につなげることができなかった」
「入賞を期待していたが、そこから遠く離れた位置でフィニッシュし、オースティンから後退してしまった」
マルドナドは16位スタート、16位フィニッシュという結果だった。
予選ではベストのコンディションをうまく活用してラップをまとめることができずにQ1で敗退した。「決勝でのベルニュとのクラッシュの責任の大部分はマルドナドにあった」。そのクラッシュによって彼はスピンを喫し大きく順位を落とす結果になった。
チルトンは22番グリッドスタート、19位フィニッシュだった。
今季19戦全戦完走し、ルーキーとしての完走記録を成し遂げ、一般の評価よりも優れたパフォーマンスを見せてきたとみなされたチルトンだが、ブラジルGPでは最後尾でチームメイトのジュール・ビアンキから55秒差でフィニッシュし、「ぱっとしない最終戦」だったと評されている。
Sutton
今回がF1ラストレースとなったマーク・ウエーバーには8点が与えられ、彼にとっての今季ベストレースのひとつとの評価が与えられている。
ウエーバーは4番グリッドからスタートし、2位表彰台を獲得している。
「Q3でインターミディエイトからうまく性能を引き出すことができず、不本意な予選結果となり、それが決勝に響くことになった」
「スタートでハミルトンに前に出られてしまい、13周目までに2台のメルセデスとアロンソを抜いたものの、そのころにはベッテルとの差は10秒におよんでいた」
「確かにベッテルは飛ばしてはいなかったが、ウエーバーはベッテルと戦うのに必要なペースの兆しを見せていた。2013年の中で彼にとってベストレースのひとつだった」
各ドライバーの点数は以下のとおり(10点満点)。
●レッドブル・レーシング
セバスチャン・ベッテル:10点
マーク・ウエーバー:8点
●フェラーリ
フェルナンド・アロンソ:9点
フェリペ・マッサ:6点
●マクラーレン
ジェンソン・バトン:9点
セルジオ・ペレス:7点
●ロータス
ヘイキ・コバライネン:5点
ロメイン・グロージャン:6点
●メルセデス
ニコ・ロズベルグ:7点
ルイス・ハミルトン:6点
●ザウバー
ニコ・ヒュルケンベルグ:7点
エステバン・グティエレス:7点
●フォース・インディア
ポール・ディ・レスタ:7点
エイドリアン・スーティル:6点
●ウイリアムズ
パストール・マルドナド:5点
バルテッリ・ボッタス:8点
●トロロッソ
ジャン−エリック・ベルニュ:7点
ダニエル・リカルド:9点
●ケータハム
シャルル・ピック:6点
ギド・バン・デル・ガルデ:7点
●マルシャ
ジュール・ビアンキ:6点
マックス・チルトン:5点
英AUTOSPORTが2013年ブラジルGPを戦った22人のドライバーを10点満点で評価、満点をポール・トゥ・フィニッシュを成し遂げたセバスチャン・ベッテルに与えた。
英AUTOSPORT誌のF1担当編集者エド・ストローは、今回、満点をひとり、9点を3人に、最低点5点を3人に与えた。
ベッテルは予選でポールポジションを獲得、9戦連続優勝を達成した。
「予選ではウエットにおける優れた能力を見せつけ、2位に0.6秒差をつけてポールポジションを獲得した」
「スタートでの滑り出しは最高とまではいかなかったが、1周目の終わりにDRSの助けを借りずにロズベルグからリードを取り返した」
「その後はいつもどおり完璧にレースをコントロールし、9連勝を成し遂げた」
Sutton
9位を与えられたのはフェルナンド・アロンソ、ジェンソン・バトン、ダニエル・リカルドの3人だった。
アロンソは3番グリッドからスタート、3位を獲得した。
「予選がウエットとなったことはアロンソにとっていいニュースだった。しかし本人が認めるように、デシダ・ド・ラゴでのミスにより0.8秒ほど失い、フロントロウを逃す結果となった」
「だが決勝での彼のパフォーマンスに欠点を見つけることはできない。序盤にロズベルグを抜いて2位に上がったが、ウエーバーを押さえ切ることはできなかった」
「最終的にベッテルから19秒差でフィニッシュしたことからして、アロンソはやれる限りのことをやったといえる」
バトンは14番グリッドから4位フィニッシュを成し遂げた。
「予選の湿った路面でインターミディエイトからグリップを得ることができなかった。しかし少なくともペレスとペースはほとんど変わらなかった」
「決勝では彼は素晴らしい走りを見せた。ペースは一貫しており、必要な時にはオーバーテイクを成し遂げ、マッサのペナルティのおかげもあって、今シーズン自己ベストの4位を獲得した」
「予選はぱっとしなかったが、レースパフォーマンスはバトンらしい素晴らしいものだった」
リカルドは7番グリッドから10位でフィニッシュした。
「リカルドは予選が得意なことで有名だが、インテルラゴスで彼が本当に輝いたのは決勝だった」
「トロロッソのマシンはレースコンディションではトリッキーだったが、序盤は一時8位を走行した」
「その後、ディ・レスタとグティエレスを押さえ切るのは簡単なことではなかったが、10位を守り、最後の1ポイントを手に入れた」
Sutton
今回最低点の5点と評価がなされたのは、ヘイキ・コバライネン、パストール・マルドナド、マックス・チルトンだった。
ロータスでの2戦目に臨んだコバライネンは、11番グリッドからスタート、14位フィニッシュにとどまり、入賞することができなかった。
「雨の予選で精彩に欠け、Q3進出を逃したとはいえ、堅実な走りは見せていた。だが決勝は、自身が認めているように、スタートで失敗し、ドライでタイヤに熱を入れるのに苦労したことで、いい結果につなげることができなかった」
「入賞を期待していたが、そこから遠く離れた位置でフィニッシュし、オースティンから後退してしまった」
マルドナドは16位スタート、16位フィニッシュという結果だった。
予選ではベストのコンディションをうまく活用してラップをまとめることができずにQ1で敗退した。「決勝でのベルニュとのクラッシュの責任の大部分はマルドナドにあった」。そのクラッシュによって彼はスピンを喫し大きく順位を落とす結果になった。
チルトンは22番グリッドスタート、19位フィニッシュだった。
今季19戦全戦完走し、ルーキーとしての完走記録を成し遂げ、一般の評価よりも優れたパフォーマンスを見せてきたとみなされたチルトンだが、ブラジルGPでは最後尾でチームメイトのジュール・ビアンキから55秒差でフィニッシュし、「ぱっとしない最終戦」だったと評されている。
Sutton
今回がF1ラストレースとなったマーク・ウエーバーには8点が与えられ、彼にとっての今季ベストレースのひとつとの評価が与えられている。
ウエーバーは4番グリッドからスタートし、2位表彰台を獲得している。
「Q3でインターミディエイトからうまく性能を引き出すことができず、不本意な予選結果となり、それが決勝に響くことになった」
「スタートでハミルトンに前に出られてしまい、13周目までに2台のメルセデスとアロンソを抜いたものの、そのころにはベッテルとの差は10秒におよんでいた」
「確かにベッテルは飛ばしてはいなかったが、ウエーバーはベッテルと戦うのに必要なペースの兆しを見せていた。2013年の中で彼にとってベストレースのひとつだった」
各ドライバーの点数は以下のとおり(10点満点)。
●レッドブル・レーシング
セバスチャン・ベッテル:10点
マーク・ウエーバー:8点
●フェラーリ
フェルナンド・アロンソ:9点
フェリペ・マッサ:6点
●マクラーレン
ジェンソン・バトン:9点
セルジオ・ペレス:7点
●ロータス
ヘイキ・コバライネン:5点
ロメイン・グロージャン:6点
●メルセデス
ニコ・ロズベルグ:7点
ルイス・ハミルトン:6点
●ザウバー
ニコ・ヒュルケンベルグ:7点
エステバン・グティエレス:7点
●フォース・インディア
ポール・ディ・レスタ:7点
エイドリアン・スーティル:6点
●ウイリアムズ
パストール・マルドナド:5点
バルテッリ・ボッタス:8点
●トロロッソ
ジャン−エリック・ベルニュ:7点
ダニエル・リカルド:9点
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シャルル・ピック:6点
ギド・バン・デル・ガルデ:7点
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※シンガポールGP終了時点
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3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
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6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
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8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
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7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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