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【気になる一言】「決め手になるのはドライバーの実力」とアルファタウリ代表。角田裕毅の将来にホンダの影響なしか
2020年10月10日
2020年F1第11戦アイフェルGPの金曜日、ホンダF1の山本雅史マネージングディレクターとともにFIA会見に出席したのが、そのホンダのパワーユニットを搭載しているレッドブル・ホンダのクリスチャン・ホーナー代表とアルファタウリ・ホンダのフランツ・トスト代表だった。
このふたりに対する質問のほとんどは、2022年からどのマニュファクチャラーのパワーユニットを搭載するのかだった。まず、ホーナーの最初の答えだ。
「明らかに、すべてのオプションを検討する必要がある。レッドブルは標準的な単なるカスタマーチームではない。高い目標を持ち、勝利を目指して戦う集団だ。それはレースに勝つというだけでなく、チャンピオンシップを制するという意味だ。したがって、我々はすべての選択肢を検討し、然るべき時期までに最適な決定を下さなければならない」
物理的に最も可能性が高いのはルノーだ。ある記者が「シリル(アビテブール/ルノー・マネジングディレクター)は、あなたのクリスマスカードを送るリストに載っていますか?」と変化球の質問をした。するとホーナーは笑ってこう答えた。
「シリルはいつも私のクリスマスカードリストに載っているよ。彼がそれをどこに取っているのかはわからないがね。いずれにしても、ルノーが我々のサプライヤーになる可能性は十分に考えられる。ルノーは前回、私たちに供給していたときとは異なる組織になっている。彼らの現在の会長はF1に情熱を注いでいるように見える。この世界では、組織のトップの意欲や熱意が重要だからね」
ホンダの協力を得て、レッドブル自らが、あるいはほかの新しいテクニカルパートナーとともに、パワーユニットを開発していくという選択肢はないのだろうか。ホーナーは言う。
「今は時間をかけて、さまざまなオプションをすべて検討する必要がある。なぜなら、レッドブルには競争力のあるパワーユニットが必要だからだ。ただ、ひとつ言えることは、パワーユニット供給に伴うコストは莫大だということだ。それがF1に新しいパワーユニットマニュファクチャラーが参入しない要因となっている。今回のホンダの活動終了によって、我々F1界は、新しいエンジンの導入が2026年では遅すぎることを真剣に考え始める必要があると思う」
アルファタウリの前身であるトロロッソ時代には、レッドブルと異なるパワーユニットやエンジンを搭載していたこともあるアルファタウリ。レッドブルのパワーユニット選定が長引いた場合は、アルファタウリは独自にパワーユニットサプライヤーを選択する可能性はあるのか。トストの回答はシンブルだった。
「我々にはそのような選択肢はない。我々のマシンに搭載するパワーユニットはレッドブルとおなじものだ。なぜなら、我々はレッドブルとシナジー(相乗効果)のプロセスを継続したいので、レッドブルと別のパワーユニットを搭載するという家訓替えは毛頭ない」
「アルファタウリが1から自分たちでギヤボックス、リヤサスペンションをもう一度設計し始めることはない。私たちはレッドブル・テクノロジーと非常に緊密な協力関係にあり、それらを継続したいと考えている。したがって、おなじパワーユニットを使用するしか道は残されていない」
トストはホンダの育成ドライバーであり、レッドブル・ジュニアチームの一員でもある角田裕毅の将来について、「個人的にはホンダの活動終了は関係ないと思っている」と語ったホンダF1の山本雅史マネージングディレクターの意見に同調し、こう続けた。
「(今シーズンの最終戦アブダビGP後に行われる)若手ドライバーテストで、我々は角田裕毅を起用する予定となっているが、これはホンダの今回の決断とは無関係だ。レッドブルの哲学では常にパフォーマンスが優先される」
「私の記憶が間違っていなければ、彼は今年のFIA-F2で、イギリスとベルギーで2勝を挙げるなど、素晴らしい活躍を披露した。ウエットレースとなったオーストリアでもトップを走っていたが、数周後に無線トラブルが出たために勝利を逃すこととなった」
「つまり、彼は本当に良い仕事をしているということだ。我々はジュニアドライバーを厳しく評価している。そこにはホンダの影響はなく、決め手になるのはドライバーの実力だよ」
(Masahiro Owari)
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7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 23:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |