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F1オーストラリアGP FP1:トロロッソ・ホンダのガスリーが11番手、脆いが速いマクラーレンのアロンソは8番手
2018年3月23日
開幕戦オーストラリアGPの初日は快晴。正午からのFP1は、気温25℃、路面温度38℃、微風と、絶好のコンディションで始まった。真っ先に出て行ったのは、五冠を狙うセバスチャン・ベッテル。冬のテストで速さを見せたハースのロマン・グロージャンが続いた。メルセデスの2台は、他の18台がチェック走行から戻ってきたタイミングで、最後にコースインした。
今季のF1の大きな変更点は、ドライタイヤが5種類から7種類に増え、各コンパウンドが去年よりさらに柔らかくなったこと。そして頭部保護デバイスの『ハロ』が装着されたことだ。そのため車重はさらに増え、空力面でも邪魔な存在。何よりドライバーのヘルメットが、いっそう見えにくくなってしまった。
開始20分過ぎ。大部分のマシンがウルトラソフトを履く中、ソフトを3セット選択したフェラーリの2台だけは、ソフトで周回を続ける。マックス・フェルスタッペンが1分24秒台に一番乗りして首位に。ダニエル・リカルドもコンマ13秒差で続き、下馬評通りレッドブルが速さを見せている。しかし35分過ぎ、ハミルトンが100分の2秒差でトップに立った。
中団勢で注目チームのひとつマクラーレンの2台だけは、チェック走行後ガレージにこもったまま。アロンソはコクピットを出て険しい表情でマシンを凝視しており、明らかにトラブルが起きているようだ。一方トロロッソ・ホンダの2台は、ピエール・ガスリーがスーパーソフトで15番手。ブレンドン・ハートレーはソフトで16番手に付けている。
ウルトラソフトに履き替えたグロージャンは、ターン13ではみ出しパーツを飛ばしたりしたものの、3強6台に次ぐ7番手タイムをマーク。そしてコンマ17秒差の8番手には、セッション終盤にコースインしたアロンソが付けた。
マシンはエキゾーストに問題を抱えていたようだが、スーパーソフトで周回を重ね、コンスタントにタイムを短縮。走れさえすれば速さはあることを、冬のバルセロナテストに続いて証明した。ストフェル・バンドーンも深刻なドライバビリティ不足を訴えていたが、ソフトタイヤで10番手まで順位を上げた。
今季最初のフリー走行は、ハミルトン、バルテリ・ボッタスのメルセデス勢が1−2。彼らより一段固いスーパーソフトで、フェルスタッペンが3番手。さらに固いソフトを履いたキミ・ライコネンが、4番手に付けた。このセッションだけでは、まだまだ今季の勢力図が判明したとはいいがたい。
トロロッソ・ホンダは、ガスリーが11番手。ハートレーはトラブルに見舞われたのか15周しか走れず、チームメイトから1秒3落ちの18番手だった。
(Kunio Shibata)
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9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |