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レーシングポイントF1模倣問題:ルノーが控訴取り下げを発表。規則変更での再発防止策に満足
2020年8月26日
ルノーF1チームは、レーシングポイントのブレーキダクトに関するスチュワードの裁定に対して控訴を提出したが、それを撤回することを明らかにした。レーシングポイントのブレーキダクトは2019年型メルセデスのパーツをコピーしたものと判断され、処分が下されたものの、その処分内容に不満を持ったルノーとフェラーリは、FIAの裁定に対して控訴手続きを開始していた。
ブレーキダクトはチームが自ら製造することを義務付けられた“リステッドパーツ”に2020年から指定された。しかしレーシングポイントRP20のブレーキダクトはメルセデスW10のパーツのコピーであり、それは違法行為であるとして、ルノーは2020年第2戦シュタイアーマルクGPから毎戦、抗議を提出してきた。
第5戦70周年記念GP金曜、スチュワードは、RP20のブレーキダクトがレーシングポイントにより設計されたものではないと認め、同チームは競技規則に違反したとの判断を発表した。それにより40万ユーロ(約5000万円)の罰金とコンストラクターズポイント15ポイント減点のペナルティを科したが、違反はプロセスにあり、コンポーネント自体は違法ではないとの判断で、レーシングポイントがこのブレーキダクトを引き続き使用することは認められている。
こういったスチュワードの裁定を不満として、ルノーとフェラーリは控訴手続きを取ることを決めた。さらにルノーは、その後もRP20への抗議を毎戦提出し続けていた。
しかし8月25日、ルノーは控訴申し立てを撤回することを発表した。
「ルノーDPワールドF1チームは、BWTレーシングポイントF1チームのブレーキダクトに関するスチュワードの決定に対して提出した控訴を撤回することを要求した」とルノーの声明文には記されている。
「この決定を超えた部分で、本件は今シーズンおよび今後におけるF1の誠実性において極めて重要な意味を持っていた」
「しかしながら、FIA、ルノーDPワールドF1チーム、すべてのF1利害関係者において集中的かつ建設的な作業が行われた結果、2021年レーシングシーズンに予定される競技および技術規則の改正という形で、コンストラクターとしての資格要件の確認が行われ、このスポーツの独自性を保護する具体的な進展がなされた」
「新しいコンコルド協定が結ばれる状況のなかで、この戦略的目標に達成することが我々の優先事項だった。我々は、この熾烈で独特な選手権の残りに集中する必要があり、今シーズン序盤の論争から気持ちを切り替えるべきであると考える」
FIAは今回の問題を受け、多数のチームが優れたマシンの模倣を行う動きを防ぐため、2021年の規則に修正を加える意向を示している。「(その規則により)チームはレーシングポイントが行ったような形で他のマシンの大部分をコピーするために多数の写真を使用することを防ぐ」とFIAは説明している。
一方で、フェラーリは現時点では控訴取り下げの意向を示してはいない。また、自身は潔白であると主張するレーシングポイントは、有罪とする評決に対して控訴手続きに入っている。
(autosport web)
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6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
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5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
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