最新記事
- JRPA日本レース写真家協会が2024年モータース...
- ルーキーレース延期の理由のひとつはロジステ...
- ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める...
- 2025年用ピレリF1タイヤのテストにメルセデス...
- F1、巨大複合企業グループ『LVMH』と10年のグ...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】マルコの...
- シーズン後の新『F1ルーキーレース』、2024年...
- F1パワートレイン事情:ハミルトンがアゼルバ...
- 「いじめに遭い、本当につらい時期があった」...
- 苦戦するチームに「特効薬はない」アルピーヌ...
- 松田次生のF1目線:ドライバーに求められるセ...
- ルノーのF1エンジン供給終了の決断に、ビリー...
F1技術解説第6戦編:冷却に悩まされたサインツJr.はパワーユニットを全交換。出力低下の症状も
2020年8月24日
シーズン6戦を終えて、各メーカーのパワーユニット(PU)にそろそろ疲れが出始めたようだ。それはメルセデス製パワーユニットも例外ではない。第6戦スペインGPでは、レーシングポイントのセルジオ・ペレスが2基目のCEとバッテリーを交換した。3基目からは、ペナルティが適用される。
ルノー製パワーユニットにも、いろいろなトラブルが出ている。マクラーレンのカルロス・サインツJr.はここ3戦ほど冷却の問題に苦しんでいる。そのため第5戦70周年記念GPでのサインツは、空力性能をある程度犠牲にした冷却重視のマシンに乗らざるを得なかった。
その後モノコックを交換しても改善は見られず、スペインGPの土曜日にパワーユニット全交換に踏み切った。その結果、オーバーヒート症状はほぼ消えてなくなった。さらに本来の空力パッケージに戻ったことで、サインツJr.は7番グリッドを獲得した。データを解析したところでは、交換前のパワーユニットはあきらかに出力低下の症状が出ていたとのことだ。
ルノーワークスのエステバン・オコンもこの2戦、同様の出力低下に見舞われていた。そのせいかスペインGP予選でのオコンは、チームメイトのダニエル・リカルドから0.4秒落ち、15番手という復帰後最悪のグリッドしか獲れなかった。
開幕4戦におけるリカルドに対するオコンのラップタイムの遅れは、平均して0.239%だった。それが第5戦70周年記念GPでは0.433%に跳ね上がり、第6戦スペインGPでは0.478%とさらに上がった。テレメトリーデータによれば、ストレートでは時速2〜4km遅かった。
リカルドはシルバーストンで2基目に交換しており、その差が出た可能性が高い。次の3連戦はスパ・フランコルシャン、モンツァ、ムジェロと、いずれもパワーユニットにはかなり負荷が高い。そのためオコンも、次戦ベルギーGPで交換予定だ。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
()
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |