最新記事
- グランプリのうわさ話:オースティン、コース...
- JRPA日本レース写真家協会が2024年モータース...
- ルーキーレース延期の理由のひとつはロジステ...
- ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める...
- 2025年用ピレリF1タイヤのテストにメルセデス...
- F1、巨大複合企業グループ『LVMH』と10年のグ...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】マルコの...
- シーズン後の新『F1ルーキーレース』、2024年...
- F1パワートレイン事情:ハミルトンがアゼルバ...
- 「いじめに遭い、本当につらい時期があった」...
- 苦戦するチームに「特効薬はない」アルピーヌ...
- 松田次生のF1目線:ドライバーに求められるセ...
F1第4戦アゼルバイジャンGP FP1:マンホールの蓋が外れるトラブル発生。コースの安全を確保できず、赤旗終了に
2019年4月26日
4月26日現地時間午後1時、アゼルバイジャンGPのフリー走行1回目が行われた。気温は16度と低いが陽射しは強く汗ばむような気候で、路面温度は40度。
事前にFIA-F2のフリー走行が45分間に渡って行われたとはいえ、まだ路面はダスティでグリーン。まずは各車がバクーの長いストレートに合わせて持ち込んできたレスダウンフォース仕様のエアロパッケージやアップデートの確認作業を進めていく。フェラーリは小さなアップデートを施したバージボードやフロア後端にフロービズを施して気流を確認している。
しかし12分経過時点でジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)がターン3手前のストレートを走行中に突然フロア下のパーツが飛び散ってストップ。マンホールの蓋が外れてフロア下をヒットしたためだった。これでセッションは赤旗中断となった。レースコントロールからはコース修理と全マンホールの確認のために大幅なセッション遅延となる見込みであることが伝達された。
さらにはマシンを回収しピットへ運ぶ輸送車のクレーンがブリッジをヒットし、その作動用ハイドロ液がマシンに降り注ぐなど混乱が続き、クレア・ウイリアムズ副代表は「我々はスペアシャシーを用意する必要があるかもしれないし、F1サーキットはこうあるべきではない」と厳しく指摘する。フェラーリのシャルル・ルクレールもこのデブリを拾ってマシンにダメージを負っている。
午後1時27分、事態を重く見たレースコントロールはこの段階でFP1を再開せず終了とすることを発表し、フェラーリの2台のみが1分47秒台と49秒台のタイムを記録しただけでセッションは終了。他車はインストレーションチェックを行なったのみで、メルセデス勢に至っては1周も走らずマシンの確認もできないままセッションが終わってしまった。
バクー・シティ・サーキット側の不手際もさることながら、事前に確認を行い承認するはずのFIA側の姿勢と責任も問われることになりそうだ。これまでは故チャーリー・ホワイティングを中心とした事前サーキット確認が行われていたが、その確認作業が不充分だった可能性もある。
なお、レッドブル・ホンダ勢はスペック2の投入に伴って今季2基目のICE、TC、MGU-H、MGU-Kを使用。トロロッソ・ホンダ勢はスペック2のICEのみの新規投入で今季3基目。アルファロメオ勢はCEを新品に交換し、アントニオ・ジョビナッツィは今季3基目のCEとなったため10グリッド降格ペナルティが科されることになった。
(Mineoki Yoneya)
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |