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ロス・ブラウン、F1の将来を見据え委員会編成を計画。主な議題はオーバーテイクの改善
2017年3月17日
F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターであるロス・ブラウンは、未来のF1世界選手権がどうあるべきかを検討するために、外部の専門家による委員会の編成を計画している。
以前F1でチーム代表を務めた経験を持つブラウンは、リバティ・メディアのF1買収にともない、今年1月にFOMで現在の役職に就任した。現在はグランプリレースをより面白いものにしていくための、長期戦略の策定に着手している。
近年のF1では、個々のチームの思惑に影響を受けるかたちでルール変更が行われてきた。これに対してブラウンは、知名度のある専門家を集めた小規模の委員会を設置し、ショーとしてのF1を改善するための提言を得ることを計画している。
この数週間、ブラウンはF1関係者との間でその大枠に関する議論を行ってきた。リバティ・メディアは今後の方針を通知するために、今週になってチームとのミーティングを開催。ブラウンはこの件について、以下のように語っている。
「業界で知名度のある人材や専門家たちに、FOM内で取り組みを進めてもらう。誰もが納得する人選になると思う。ごく小さな5〜6人のチームになる予定だ。だが私のこれまでの経験と知見で言えば、今後のF1が何をすべきかという適切な議論をし、提言をプロセスに組み込んでいくには、この規模で十分だ」
「ショーの質、レースそのもの、そしてレースコストのバランスは、いかなるときも絶対に考えなければならない。だからF1において我々が決断を下すときにはチェックシートを用意し、各項目が常に満たされることが必要だ」
「競技の品位を保つために、スポーツ面を重視した決断が必要な場合があることも、理解している。一方で『ファンがどう思うのか、どれだけのコストがかかるのか、レースにどう影響するのかを考えたのか?』といった声が上がるような決断を下す可能性もある」
ブラウンは委員会に付託する主なテーマのひとつとして、どのようにしてオーバーテイクを改善するかを挙げた。
「これは複合的な問題だ。マシンが遅くなることは望まない。つまりグリップのレベルは維持しつつ、あくまで後続車の走行を妨げないかたちで実現したい。適した人材を集めて1年から1年半にわたって議論してもらうことで、後続車がきちんと追いかけられるF1マシンを設計する策が編み出せないだろうか?」
「この件が以前オーバーテイク・ワーキンググループで議論されていたことは承知しているが、当時のチームにいまのような知識や能力はなかった」
「CFD(数値流体力学)は大きな違いを生んだ。これは(オーバーテイクを改善するために)あらゆることを見直す新たな機会につながるものだ」
「もし優れた空力グリップがあって、それでも気流を乱さないようなマシンが作れるとしたら……。多くの人がそれは無理だというが、我々はまだ本気で取り組んでいないだけだと、私は思っている」
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |