F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

自主性のF1チームとメーカーとの関係性は「難しい」

2015年12月23日

 ウイリアムズの副代表、クレア・ウイリアムズは、大手自動車メーカーとのパートナーシップを現代のF1チームが機能させることは「非常に難しい」と考えている。

 今年参戦したチームの中で5番目の予算規模を持つ名門ウイリアムズは、2015年も2年連続となるコンストラクターズ3位を獲得。プライベートチームながらワークスのメルセデスAMGとフェラーリに次ぐポジションにつけた。

 彼らは以前、ドイツの自動車メーカー、BMWとワークス関係を築いたが数年でその関係は悪化。ウイリアムズがBMW製エンジンのパワー不足を批判すると、BMWもウイリアムズのシャシーを非難するという負のスパイラルに陥り、2005年を最後にパートナーシップを解消。以来チームは、プライベーターとして苦しい戦いを強いられ、チームはしばらく下位に低迷することになった。

 しかし、2014年からメルセデスと長期的なエンジン契約を結ぶと、マルティーニというタイトルスポンサーも獲得。テクニカルチーフに迎え入れたパット・シモンズがキーパーソンとして力を発揮するなど、チームの方向性は明らかに変わった。

「我々が持つ自主性はとても重要なもので、高く評価しています」とクレアは語っている。
「もちろん、財政的にメーカーの支援を受けることが重要だということは誰も否定できません」
「ただし、我々がお互いの長所や短所、それぞれの役割を理解し合い、敬意を持って良い関係を築かない限り、特に我々のようなチームの文化においてそれを機能させることはとても難しいのです」

「私は、メーカーが我々と組みたいという意見を持ったとして、それに理解を示さないわけではありませんが、今のチームとしての組織を気に入っています」
「仮にその言葉が適切で、両方にとっていい形に機能するのであれば、お互いにとってもう一歩進んだ領域に進むことができるでしょう」

「しかし、今の私たちは純粋なカスタマーチームではありますが、メルセデスとは素晴らしい関係を築いています」
「彼らとは長期の関係ですし、このパートナーシップをさらに深めるために一生懸命に取り組んでいます。今はそれがうまく機能しているので、非常に満足しています」

 ウイリアムズは、たとえメーカーによる財政的なバックアップがなくても、タイトル獲得にチャレンジできると強く信じている。

「一部の人々は我々が決して勝てるとは思っていませんが、シルバーストーンで起きたことを見返すべきです」とクレア。
「我々は彼ら(メルセデス)を追い抜き、20周近くリードしました。ポジションを守れなかったのは、私たちのクルマが十分に強くなかったからで、決してパワーユニットのせいではありません」

「私たちはシャシーにおいてもっと良い仕事をしなければなりません」
「勝利のために戦うことができると考えていますし、私たちはチャンピオンシップにおいてメルセデスと戦うことができます」
「パドックが言うほど、エンジンがすべてではありません」
「彼らに戦いを挑むことができると、私は100パーセント信じています」




レース

5/17(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
5/18(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
5/19(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.5 第5戦中国GP & 第6戦マイアミGP