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レッドブル「ルノー批判は“警鐘”」と正当性主張

2015年12月18日

 レッドブル・レーシングのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーは、パワーユニットサプライヤーのルノーに対する厳しい批判は、問題を抱えていた彼らに対する警鐘の意味で行ったことであり、不当な行為ではないと主張した。

 昨年からのルノーのパフォーマンス不足にレッドブルの上層部は不満を表し、ホーナー、オーナーのディートリッヒ・マテシッツ、モータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコ、テクニカルボスのエイドリアン・ニューエイは、次々と公然と批判を行ってきた。レッドブルは他のサプライヤーとの契約を目指したが、交渉がまとまらず、結局はルノーと新たな条件で契約を結び直し、来年はルノーのパワーユニットをタグ・ホイヤーブランドで使用することを決めた。

 あからさまにルノーを非難し続けたレッドブルには批判も集まったが、ホーナーは自分たちの発言はルノーを動かすための警告だったと主張した。

「F1は熾烈なビジネスだ。少なくとも私に関しては真実しか話していない」とホーナー。

「私の発言を見てもらえば、特に不当なことは言っていないことが分かると思う。ルノーの首脳陣は現場から距離を置いている。だが(ダイムラー会長の)ディーター・ツェッチェは何度もレースに来ているし、(フェラーリ会長の)セルジオ・マルキオンネもそうだ」

「我々の発言は、ルノー首脳陣に対し、問題点があるということ、それを解決しなければならないということをメッセージとして伝えるという意味もあった」





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