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F速分析:戦略変えても、ルイスに勝ち目無し!?

2015年11月16日

 今季11回目のワンツーフィニッシュを完成させたメルセデスAMG。その圧倒的なまでの速さを見せつけた、そんなブラジルGPでした。5位以下の全車を周回遅れにしてしまう、驚異的な速さ。メルセデスAMGと同一周回だったのは、フェラーリの2台だけでした。

 その中で勝利を収めたのは、前戦メキシコGPに続いてニコ・ロズベルグ。レースを通じて、ルイス・ハミルトンを真後ろに従えての接戦でしたが、ロズベルグはこれを制して、今季5勝目を挙げました。

 ロズベルグの勝因は、もちろんスタートでポジションを守ったことも大きいでしょうが、それ以上にタイヤをしっかりともたせることができたという点が挙げられると思います。第2スティントおよび第4スティントの後半、ハミルトンのペースはガクリと落ちています。ロズベルグにはこのようなペース下落の兆候は見られず、この間に築いたリードを守り切って優勝を果たしました。

 実は、金曜日のフリー走行2回目(FP2)では、ハミルトンの方がロズベルグよりもタイヤを上手く使えているような兆候がありました。しかし、決勝では逆転。ここから想像するに、ロズベルグは週末を通じてタイヤの使い方を理解し、上手くアジャストさせたように感じられます。そして、いつもなら“悪い癖”とも言えるハミルトンの動向を気にする仕草をこのレースでも見せましたが、今回ばかりはミスなくマシンを71周走らせ、トップでチェッカーを受けました。

 ハミルトンがロズベルグを攻略するのは、今回は至難の業でした。ブラジルGPの舞台となったインテルラゴス・サーキットは抜きどころが限られており、最高速に差のある異なるマシンならまだしも、同じクルマ同士でオーバーテイクを成功させるのは、非常に難しいのです。事実、最高速に劣るレッドブルやトロロッソが、ラップタイムの面では優位に立っているにも関わらず、フォース・インディアやロータスらを抜くのに非常にくろうしていました。

 ハミルトンは、戦略を変えるくらいしか、ロズベルグを攻略する策はありませんでした。それは、彼がレース中に無線で訴えていた通りです。では、どんな戦略を採っていれば、ハミルトンはロズベルグを攻略できたのでしょうか?





レース

5/17(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
5/18(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
5/19(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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