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ホンダ密着:全開率の高いモンツァでパワー切れ
2015年9月6日
「予想していたとおり、モンツァは我々のパワーユニットには厳しいサーキットなので、こういう結果だろうと思っていました」
バトン16位、アロンソ17位に終わったイタリアGPの予選後、ホンダの新井総責任者はそう語って、唇をかみしめた。全開率71%と19戦中最もパワーユニットに負荷がかかるモンツァは、ふたつの回生エネルギーをどう使うかが重要なサーキットでもある。1周あたり約33秒間使用できるMGU-Kのパワーは120kw(約160馬力)。このパワーはコーナリング中ではなく、おもにアクセルを踏んでもタイヤが横滑りしないストレート上で使う。したがって全開率が高くなると、33秒間使用できるMGU-Kのパワーが切れる。モンツァでホンダが苦しんだのは、まさにそこだった。
「全開率が高いので、デプロイ(回生エネルギー)が途中で切れてしまう。これはエネルギーマネージメントの全体の問題。だから、エンジン(ICE)の出力だけでなく、エネルギーをどうやって使うかが重要になってくる」
MGU-Kのパワーは、どのチームも同じ。では、どこに差があるのかといえば排気熱を利用して作るMGU-Hのエネルギーである。廃棄される熱エネルギーの一部を回収して、電気エネルギーに変換するMGU-Hの使用量に制限はなく、うまくマネージメントできれば、1周全体でエネルギーアシストを使うことができる。それが現時点でのホンダとライバル勢のギャップだ。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
※マイアミGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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