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メルセデスのパワーユニット凍結にライバルも反対。ホンダらの救済策が検討中

2015年7月17日

 F1パワーユニットのパフォーマンス差を縮めるための規則変更について現在検討がなされているが、優位に立つメルセデスの開発を制限するというアイデアは間違っているとライバルも認めている。

 F1エンジン規則が変更された2014年からメルセデスのパワーユニットが圧倒的強さを示し、昨年に続き今年もメルセデスF1チームがタイトル争いをリードしている。フェラーリは昨年に比べると向上したものの、ルノーとホンダは低迷しており、今の状況に懸念を抱いたF1商業面のボス、バーニー・エクレストンは、最も優れたエンジンの開発を制限するため、パワーを制限するという考えすら示している。

 当然のことながら、そのアイデアにはメルセデスとフェラーリは反対している。一方でメルセデスは、ルノーとホンダが希望するなら来年もシーズン中の開発を許可するような規則変更を行うことを検討すると述べた。
 今年に関してはフェラーリが規則の抜け穴を発見したためにシーズン中のパワーユニットの開発が許可されたが、来年は禁止される。

「ホンダは苦戦している。F1のDNAを変えることなく彼らが追いつくための方法を見つけ出す必要がある」とメルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフが語った。

「我々は、シーズン中の開発には莫大なコストがかかるために消極的だった。フェラーリが抜け穴を見つけ出したが、その抜け穴は塞ぎ来年は許可されない。しかし前回の(ストラテジーグループ)会合で、ルノーとホンダが必要であると考えるなら来年も(シーズン中の開発許可を)導入することを議論しようという話をした」

 一方で、ルノーとホンダが追いつくためにメルセデスのパワーユニットの開発を制限するという案に関しては、ウォルフは賛成するつもりはないと述べた。
「チームを運営している立場、あるいはエンジンを供給する立場としては、全力で戦ってライバル全員を完全に打ち負かしたい。新規則で苦労している者の状況も理解すべきだが、他に追いつかせるために開発をストップする、あるいは凍結することを要求されるなどということは前代未聞だ。それはF1のDNAに反する。F1は競争であり、誰もがトップに立つために戦っているのだ」





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