決勝直前情報:メルセデスを脅かすトラブルの予感
2015年9月6日
またベルギーGP後、ピレリは「プライムはレース距離の50%、オプションは30%以上使用しないでほしい」と語っていたが、チームに強制はしておらず、多くのチームが1ストップ戦略を採るものと思われている。ピレリも「理論上は1ストップ戦略が最も速い」と、タイヤの使用距離に制限を加える姿勢は見せていない。
メルセデスにとって、もうひとつの心配事はロズベルグのトラブルだ。今回メルセデスはトークンを使用した新しいパワーユニットをワークスの2台だけに投入。ICEを新しくしただけでなく、それに合わせて燃料も変更している。ロズベルグを襲ったのは冷却系のマイナートラブルで、ハミルトンのパワーユニットには問題なしと結論が出されたが、レースでハミルトンにトラブルが起きる可能性はゼロではない。
また、ロズベルグのマシンに搭載されたパワーユニットはカナダGPから使用しているもの。カナダGP、オーストリアGP、イギリスGP、ベルギーGPという全開率の高いコースで使われたもので、モンツァの決勝で悲鳴をあげる可能性も十分考えられる。
そうなるとフェラーリが地元でワンツーフィニッシュを飾る可能性は、ぐっと高くなる。レース前から盛り上がりを見せている、スタンドのティフォシたちの願いは叶うだろうか。
(尾張正博)
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※マイアミGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
※マイアミGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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