【30位〜21位】2カテゴリーでの力を認められた一貴
30.フェリペ・マッサ
F1ランキング6位
29.ネルソン・ピケJr.
フォーミュラEチャンピオン
28.中嶋一貴
スーパーフォーミュラランキング2位、WECランキング7位
27.セルジオ・ペレス
F1ランキング9位
26.ジョーイ・ロガーノ
NASCARスプリントカップランキング6位
25.ニコ・ヒュルケンベルグ
ル・マン24時間優勝、F1ランキング10位
24.ティモ・ベルンハルト
WECチャンピオン
23.ケビン・ハービック
NASCARスプリントカップランキング2位
22.ニール・ジャニ
WECランキング3位
21.ルーカス・ディ・グラッシ
フォーミュラEランキング3位、WECランキング4位
新エントリーはロガーノ、トップ50復帰はピケJr、ペレス、ベルンハルト、ディ・グラッシ。
一貴は2014年より16位ポジションを上げてのランクインとなった。
「WECで最も優れ、最も安定したラインナップのメンバー。彼とチームメイトの(セバスチャン・)ブエミ、(アンソニー・)デイビッドソンはほぼ同等の力を持っており、2016年にも期待が持てる」と評されている。
「スーパーフォーミュラでも彼は再びいいシーズンを送った。WECのスパ戦で負傷し1戦欠場しなければ、タイトルを防衛できたのではないだろうか」
F1ドライバーは3人。マッサ(「ウイリアムズでの2年間で2008年の絶頂期と全く変わっていないことが分かった」)、ペレス(「マクラーレンでの1年で評価を落としたが、フォース・インディアに移籍して2年、チームと共に成長。Bスペックを得たシーズン後半は、ランキングトップ5以下では最もポイントを稼いでいる」)、ヒュルケンベルグ(「F1での走りは期待に届かなかったものの、ル・マンではいきなりトップスポーツカードライバーが必要とするすべての条件、つまり圧倒的に速く、タイヤをうまく使い、トラフィックでの判断がうまく、夜に速いという要素を揃えた走りを発揮した」)が入っている。
【20位〜11位】アロンソは下位でもベストドライバーの走り
20.ジェイミー・グリーン
DTMランキング2位
19.アンドレ・ロッテラー
WECランキング2位、スーパーフォーミュラランキング3位
18.ロマン・グロージャン
F1ランキング11位
17.ファン−パブロ・モントーヤ
インディアナポリス500優勝、インディカーシリーズ2位
16.セバスチャン・ブエミ
フォーミュラEランキング2位、WECランキング5位
15.グラハム・レイホール
インディカーランキング4位
14.ジャンマリア・ブルーニ
WEC(GT)ランキング2位
13.フェルナンド・アロンソ
F1ランキング17位
12.スコット・ディクソン
インディカーチャンピオン、デイトナ24時間優勝
11.オリバー・ローランド
フォーミュラ・ルノー3.5チャンピオン
新エントリーはレイホール、トップ50復帰はグリーンとディクソン。
ロッテラーは「長年、期待どおりの一貫して高いレベルのパフォーマンスを見せ続けている。スーパーフォーミュラでは優勝回数が最多だった」との評。
チャンピオンはディクソン(「今季インディカーシリーズで最も安定して力を発揮したドライバーのひとり」)、ローランド(「FR3.5でシーズン8勝を挙げ、サインツJr.の記録を破った」)のふたり。
F1ドライバーはグロージャンとアロンソ。グロージャンは「すべての条件がそろったときには驚くほどいい仕事をするドライバー。今年のロータスは競争力が高くなかったがそれでも光るところを見せた」。
アロンソにこの順位を与えた理由は次のように説明されている。
「マクラーレン・ホンダのパフォーマンスがよくなかったため、今年アロンソは活躍することができなかった。それでも彼は中位以下の位置において際立っていた。ホンダの『GP2エンジン』に苛立ちを募らせ、感情を爆発させる場面もあったが、マシンがトラブルなく走ったレースでは、ひたむきに努力し続けた。バーレーン、シンガポール、日本での予選ラップは非常に印象的だった。彼の加入がバトンを刺激して力を引き出すという効果もあった。自分で『エコノミーモード』だったと話してはいるが、アロンソは今年一貫してベストドライバーのレベルを保ち続けた」
※続くトップ10は別記事で紹介します。