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特別企画:コーチがF1ドライバーのスタイルを分析

2016年1月3日

 ニコ・ロズベルグは計算高いドライバーだが、ルイスの才能は「路面とのつきあいかた」のうまさにある。調子が良いときは高いグリップを得られ、マシンの原動力を様々な要素から自然な方法で引き出す。ルイスのドライビングが常にそうあるのに対して、ニコが同じことをするためには、自分に言い聞かせる必要がある。

 キミ・ライコネンはスロットルと路面の感覚が素晴らしく優れている。彼はハンドルに荷重が伝わるやいなや、ぴったりの量でスロットルを開ける。まるで魔法のようだが、F1がターボエンジンになったことによって彼の能力は隠れたものとなっている。ターボが使用されるようになって以来、何度かの失敗が見られた。彼のドライビングスタイルはコーナーの距離が短いときにはとても良いもので、荷重移動には非常に長けている。これらすべてを最大限に活かすことができた場合、大変に良い走りを見せる。

 セバスチャン・ベッテルはコーナー出口で少々遅れがちなスタイルだ。彼の旋回方法でオーバーステアにならないためには、非常に高いグリップが要求される。そのためにマシン後部の安定性に対して、とても敏感になる。ハミルトンやライコネンは早めにコーナーに侵入していくが、ベッテルはバルセロナのコース終盤にある長めの右コーナーで、いつも一瞬ふくらんでから、やや遅れて旋回を始める。ルイスやキミの場合は、まずイン側につけてから徐々にマシンの感触をつかんでいくやり方だ。

 こういったスタイルの差はタイムの面で大きな違いはなく、ドライバーがどんなやりかたに慣れているかの違いなのだ。





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