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日本GPプレビュー:ルノー

2004年10月7日

 初開催の中国GPでコンストラクターズ選手権の2位を争うBARに追い付き、追い越すことを狙ったルノーだが、結果的には逆に差を広げられて東シナ海を渡ることになった。2004年F1世界選手権も残りわずか2戦となった段階で、ルノーはBARに9ポイントのリードを許している。しかし、チームは今週末の日本GPからの2レースで逆転の望みを捨ててはいない。
 かつて日本でレースをしていたこともあるジャック・ビルヌーブは、おそらく誰よりもよく鈴鹿を知っている。「鈴鹿は最もドライブが難しいサーキットのひとつだ。特にそれぞれのターンをどのようにリンクさせればいいかという点でね。ドライブするのがとても楽しいコースで、各コーナーを流れるように、かつ正確に走れる車が必要になる」「路面がとても滑りやすいところもあって、かなりデリケートなドライビングが要求される。だからスムーズなドライバーほどいいラップタイムが出せるんだ。いいタイムを出すには精神的にアグレッシブでなければならないけど、ステアリングの操作がアグレッシブであってはいけないってことだね。本当に自信を持ってドライブするには、車がすごく安定している必要がある」


 ビルヌーブや他のドライバーの大部分と同様に、フェルナンド・アロンソも年に一度の日本訪問を楽しみにしており、鈴鹿でのレースが待ち遠しいという。「スパを別格とすれば、鈴鹿は世界で一番気持ちよく走れるサーキットだ。ドライバーにとってはきわめてチャレンジングだが、テクニカルなサーキットでもあるので、車の正しいセットアップを見つけることが重要になる。フロントエンドは鋭いターンインが可能で、リヤがしっかり安定していれば、高速コーナーも自信を持ってアタックできる。もうひとつ鈴鹿で重要な点は、リスクを承知でコーナーに入らなければならないことだ。出口がブラインドなのにハードに攻めなくちゃならないコーナーがたくさんある。だから完全に信頼できる車がどうしても必要なんだ」「ラップ全体がチャレンジングだけど、ここのS字だけは世界中のどこにも似たようなところがない。ベストタイムを出せるラインはこのS字全体を通じて1本しかないから、アプローチしているコーナーとその次のコーナーまで考えて、完璧なポジションを見つける必要がある。横Gがかかっている状態が10秒から15秒近くも続くので、ドライバーにとっては肉体的にとてもツラい。このセクションでは真っ直ぐに走る部分がなくて、ずっとリラックスできないんだ。体力面ではとても厳しいよ」「とてもコンペティティブなレースになるだろう。でも、僕個人としては、BARをやっつけたいというモチベーションがこれまで以上に高まっている。特にここは彼らのホームレースのひとつだからね!」


レース

10/25(土) フリー走行1回目 3:30〜4:30
フリー走行2回目 7:00〜8:30
10/26(日) フリー走行3回目 2:30〜3:30
予選 6:00〜
10/27(月) 決勝 5:00〜


ドライバーズランキング

※アメリカGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ346
2位ランド・ノリス332
3位マックス・フェルスタッペン306
4位ジョージ・ラッセル252
5位シャルル・ルクレール192
6位ルイス・ハミルトン142
7位アンドレア・キミ・アントネッリ89
8位アレクサンダー・アルボン73
9位ニコ・ヒュルケンベルグ41
10位アイザック・ハジャー39

チームランキング

※アメリカGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム678
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム341
3位スクーデリア・フェラーリHP334
4位オラクル・レッドブル・レーシング331
5位ウイリアムズ・レーシング111
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム69
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー59
9位マネーグラム・ハースF1チーム48
10位BWTアルピーヌF1チーム20

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