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「ドライバーアシスト禁止でスタート失敗が増える」とロズベルグ&ハミルトン

2015年7月17日

 メルセデスのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンは、F1決勝スタートに関してドライバーへのアシストが制限されることが、レース展開や結果に影響すると考えている。

 F1ストラテジーグループ会合において、ベルギーGPからドライバーへの援助と指導への制限をさらに厳格にすることが決定した。

 F1スポーティングレギュレーション20.1条に記されている「ドライバーは自力で助けを受けずにマシンをドライブしなければならない」という一文を尊重、「ドライバーがスタート準備の全責任を負うようにするため」、より厳密にレギュレーションを実行するとFIAは述べている。

 新たな規則では、ドライバーが正しいクラッチセットアップを見つけるためのアシストがなされないよう、ピットレーンがオープンになった後、初めてマシンがガレージを離れてから決勝スタート後までは、クラッチのバイトポイントは変更できなくなる。
 また、ルコネサンスラップあるいはフォーメイションラップ中のチームからドライバーへの無線内容は安全上重要な問題に制限される。つまりこれまでのように決勝スタートまでのプロセスの中でエンジニアからスタートに関するアドバイスをドライバーに与えることはできない。

 ロズベルグはこの規則はドライバーに大きく影響し、スタートでひどいホイールスピンが起こるなどミスの可能性が高まると考えている。

「いいことだよ。今まで以上に面白いことが起こるようになると思う」とロズベルグが語ったとMotorsport.comが伝えた。
「僕ら自身でしなければならない部分が多くなり、今までよりも難しくなるからだ」
「さまざまなことが起こる可能性が高まり、スタート後にどうなるかがかなり予想しづらくなる。いいことだと思う」

 ハミルトンも、チームからの細かい指示がなくなることで、スタートを失敗するドライバーが増えると予想している。

「(ドライバーの作業という面では)大きな違いはない。でも(今は)グリッドから発進すると、グリップのレベルとかエンジンのトルクデリバリーをチームが計算してくれる。トルクが大きければホイールスピンが起こるし、足りなければ蹴り出しが悪くなる」
「それでチームがトルクを上げろとか下げろとか指示してくれる。それが禁止されて、自分たちでトルクの調整をすることができなくなる。大勢のドライバーがスタートを失敗するだろう」




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