F1イタリアGP FP1:フェルスタッペン最速、ルクレールとノリスが続く。メルセデスのアントネッリはクラッシュ
2024年8月30日
2024年F1第16戦イタリアGPのフリー走行1回目が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はランド・ノリス(マクラーレン)となっている。角田裕毅(RB)は13番手だった。
ヨーロッパラウンドの最後のレースであるイタリアGP。舞台となるモンツァ・サーキットでは今年、大幅な改修工事が行われた。コースは再舗装され、ターン1と2のシケインの形状が変わり、さらにコース内のすべての縁石が再設計されたということだ。この週末モンツァに持ち込まれたタイヤは、ハードがC3、ミディアムがC4、ソフトがC5という最も柔らかい組み合わせのコンパウンドとなっている。
ドライバーに関しても変更があり、ウイリアムズは、このイタリアGPから最終戦アブダビGPまで、ローガン・サージェントに代わって育成ドライバーのフランコ・コラピントを起用する。またメルセデスからは、育成ドライバーのアンドレア・キミ・アントネッリがこのFP1に参加。アントネッリはジョージ・ラッセルのマシンをドライブする。
気温32度、路面温度50度というコンディションで、現地時間13時半にセッションがスタート。各車ミディアムタイヤ、ソフトタイヤで出て行き、角田のみハードタイヤを装着している。序盤にトップに立ったのはルイス・ハミルトン(メルセデス)で、ソフトで1分23秒350をマーク。アントネッリもソフトで1分12秒955を記録していた。
ミディアムのノリスが1分23秒399をマークし2番手につけたが、その直後にアントネッリがターン11(パラボリカ)でスピンし、グラベルに飛び出してタイヤバリアにクラッシュした。セッションは赤旗中断となり、アントネッリはすぐに「大丈夫だ」と無線で報告し、謝罪の言葉を述べた後に自力でマシンを降りている。
アントネッリのマシンを撤去し、セッションは残り時間37分のところから再開。各車赤旗前に履いていたタイヤで走行を続けるなか、トラックエボリューションが大きいためトップも何度か入れ替わり、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)がミディアムで1分22秒664をマークした。バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)はソフトで1分22秒416を記録してトップに立ち、その後1分22秒127と自身のトップタイムを塗り替えた。
ホームレースを迎えたフェラーリ勢は、この時点でカルロス・サインツが4番手。12番手のルクレールは、ターン6(レズモ)でミスをしそうになり「このマシンはドライブするにはトリッキーだ」と報告していた。
セッション後半には角田もソフトに履き替え、1分22秒714で7番手につけた。僚友ダニエル・リカルドは角田を0.109秒上回って1分22秒605で7番手に浮上、角田は8番手となった。そのほかにもミディアムで走行していたドライバーらがソフトを投入。トップでFP1を終えたのはフェルスタッペンで、2セット目のソフトで1分21秒676を記録した。2番手は1分21秒904のルクレール、3番手は1分21秒917のノリスとなっている。
4番手以降はサインツ、ボッタス、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ハミルトン、アルボン、セルジオ・ペレス(レッドブル)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)となっており、F1デビューのコラピントは終盤にパラボリカでコースオフを喫するも17番手、クラッシュのあったアントネッリは20番手でセッションを終えている。
(autosport web)
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8/30(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
8/31(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/1(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 303 |
2位 | ランド・ノリス | 241 |
3位 | シャルル・ルクレール | 217 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 197 |
5位 | カルロス・サインツ | 184 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 164 |
7位 | セルジオ・ペレス | 143 |
8位 | ジョージ・ラッセル | 128 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 50 |
10位 | ランス・ストロール | 24 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 446 |
2位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 438 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 407 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 292 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 74 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 28 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第16戦 | イタリアGP | 9/1 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/15 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |