最新記事
- F1中国GP技術解説:どん底アルピーヌの期待の...
- フェラーリF1、マイアミGPスペシャルカラーの...
- フェラーリF1、HPとの複数年のタイトルパート...
- ペナルティに憤慨するサージェント「誰も僕に...
- F1、2025年に向けてポイントシステム変更を検...
- アルボンのホームGP誕生か。F1がタイでの開催...
- フェルスタッペン、アメリカでの3戦で使用す...
- フェラーリF1、マイアミGPでSF-24のカラーリ...
- 突然の「奇妙な」失速。上海でのペース不足に...
- フェルスタッペン陣営との交渉を仄めかすメル...
- メルセデスF1、2026年のフェルスタッペン獲得...
- タイヤ装着前に信号が変わるミスが発生、クル...
オランダGP FP1:ベッテル車のトラブルで走行時間は大幅減。ハミルトンが首位発進、角田はノータイム
2021年9月3日
2021年F1第13戦オランダGPのフリー走行1回目が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2番手、セルジオ・ペレスは16番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは10番手、角田裕毅は20番手となっている。
1985年以来、36年ぶりの開催となったオランダGP。舞台となるザントフォールト・サーキットは、海沿いの砂丘の上に建設された1周4.259kmのコース。今回のグランプリ復活に際して、最終コーナーのバンクなど多くの改修が施された。それでもコース幅は狭く、エスケープゾーンはほとんどがグラベルと、古き良き時代の雰囲気を残したサーキットだ。
1週間前のベルギーGPから一転、この週末はずっと好天に恵まれるという予報だ。初日FP1も快晴。現地時間午前11時半の開始時点で気温19度、路面温度25度、ターン1で向かい風となるやや強い北風が吹いている。
開始後2分、ハードタイヤでコースインしたばかりの角田が、ターン10でスロットルを開けた瞬間にスピン。マシンにダメージはなく、すぐに周回を再開した。しかしガレージに戻ったあと、エンジンカウルを開けており、何らかの不具合が発生したのかもしれない。
セッション序盤はハードタイヤのフェルスタッペンが最速タイムを更新する展開だ。開始後15分、ターン1立ち上がりのコース脇にセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)がストップ。「エンジントラブルだ」と伝え、自ら消火器を取りに行って、消火作業に当たった。ピットレーンの出口だったこともあって、セッションは赤旗中断となった。録画映像を見るとターン1のブレーキングですでに白煙が出ている。中断直前に、ランド・ノリス(マクラーレン)がミディアムタイヤでトップタイムを出している。
アストンマーティンのマシンに漏電の恐れもあったことから、車両撤去にかなりの時間を費やしてしまう。その間も計時は止まらず、40分近い中断を経てセッションが再開されたのは12時24分だった。残り時間はわずかに6分。コースインした18台のマシンは、全車がソフトを装着している。残り時間が限られているため、まずは一発タイムを試そうというのだろう。
このセッション最速は、1分11秒500のハミルトン。0.097秒差で2番手にフェルスタッペン、0.004秒の僅差でカルロス・サインツ(フェラーリ)が3番手。シャルル・ルクレール(フェラーリ)もチームメイトから0.022秒差で4番手に付けた。5番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)、6番手フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)。フェルスタッペン以外のホンダ勢は、ガスリー10番手、ペレス16番手。角田はガレージから出られず、ノータイムに終わった。
(Kunio Shibata)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |