最新記事
- ワクチン接種が順調なイギリスのシルバースト...
- F1で10年を過ごしたグロージャン。ロータス時...
- 【F1分析】レッドブル・ホンダはいかにしてメ...
- 幸先の良いスタートを切ったマクラーレンF1。...
- ドメニカリCEO、F1を2日間で開催する可能性を...
- F1技術解説バーレーンGP編(2):メルセデスW...
- フェルスタッペンから学び、車への適応が進ん...
- 2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP TV放...
- ホンダF1田辺TD「開幕戦でポジティブな手応え...
- F1技術解説バーレーンGP編(1):新規定で一...
- ルクレール、元チームメイトのベッテルに敬意...
- 想像もしていなかったロズベルグのF1引退。メ...
F1アブダビGP FP1:フェルスタッペンが首位。新型コロナから復帰したハミルトンは5番手スタート
2020年12月11日
2020年F1第17戦アブダビGPのフリー走行1回目は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。アレクサンダー・アルボンは4番手となっている。
今季最終戦アブダビGPのFP1。セッションの始まる現地時間午後1時の時点で、雲ひとつない快晴。気温25度、路面温度39度と、明日以降の予選、レースの行われる夕方に比べるとかなり暑い。前戦サクヒールGPを欠場したルイス・ハミルトン(メルセデス)は、新型コロナウイルス陰性の判定が出たため、2戦ぶりの出場にこぎつけた。そのためメルセデスで素晴らしい速さを見せたジョージ・ラッセルは、ウイリアムズに戻っている。
一方ハースでは、来季同チームからF1デビューが決まっているFIA-F2チャンピオン、ミック・シューマッハーがケビン・マグヌッセン車で初走行。アルファロメオはアントニオ・ジョビナッツィに代わって、ロバート・クビサが出走した。
ヤス・マリーナ・サーキットはタイヤへの負荷がそれほど高くなく、ピレリはC2〜C4と比較的柔らかいコンパウンドを投入した。バルテリ・ボッタス(メルセデス)が早々にトップタイムを出したのに対し、ハミルトンはフロントブレーキの異常を訴え、まともなペースが出せずにいる。
開始後22分、走行中のダニエル・リカルド(ルノー)に撚圧異常が発生、ピットからの指示でコース脇にマシンを止めた。直後にはコースインしたばかりのダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)に「問題が出た」と無線が。それでも走りながら何とかできたようで、周回を続行した。
ルノーマシンの撤去のため、短いVSC(バーチャルセーフティカー)が導入。再開後すぐに、フェルスタッペンがハードでトップに立った。しかしソフトを履くボッタスが、すぐに1.7秒差をつけて首位を奪い返した。一方メルセデスのガレージでは、メカニックたちがハミルトン車の修理の真っ最中だ。
最初のタイヤセットを返却する40分が過ぎ、ハミルトンがようやくコース復帰した。中古ハードで周回するが、ボッタスから2.5秒落ちの9番手に留まった。その後フェルスタッペンがソフトに履き替え、セクター1は最速をマーク。長いストレートの連続するセクター2、3はボッタスに及ばなかったものの、0.034秒差でトップに立った。
アルボンも新品ソフトでアタックに出て行き、セクター1、2は自己ベストを更新したが、ターン12でスピン。次の周回で何とか、チームメイトから1.1秒落ちの4番手タイムを出した。
FP1トップは、フェルスタッペン。ボッタス、エステバン・オコン(ルノー)、アルボンとソフト勢が続き、このセッションではハードタイヤしか履かなかったハミルトンが5番手。6、7番手はランス・ストロール、セルジオ・ペレスのレーシングポイント勢。8、9番手はミディアムに専念したアルファタウリの2台が占めたが、ピエール・ガスリーはターン21ではみ出して自己ベストタイムを抹消され、ダニール・クビアトが先行した。キミ・ライコネン(アルファロメオ)が10番手と気を吐いた。
コンストラクターズ選手権3位をレーシングポイントと激しく争うマクラーレンは、カルロス・サインツJr.11番手、ランド・ノリス13番手と、やや出遅れた。バーレーンでは復調の兆しが見えかけていたフェラーリも、シャルル・ルクレール12番手、セバスチャン・ベッテル14番手だった。デビュー走行のシューマッハーは、18番手だった。
(Kunio Shibata)
関連ニュース
4/16(金) | フリー走行1回目 | 18:00〜19:00 |
フリー走行2回目 | 21:30〜22:30 | |
4/17(土) | フリー走行3回目 | 18:00〜19:00 |
予選 | 21:00〜 | |
4/18(日) | 決勝 | 22:00〜 |


1位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
2位 | マックス・フェルスタッペン | 18 |
3位 | バルテリ・ボッタス | 16 |
4位 | ランド・ノリス | 12 |
5位 | セルジオ・ペレス | 10 |
6位 | シャルル・ルクレール | 8 |
7位 | ダニエル・リカルド | 6 |
8位 | カルロス・サインツJr. | 4 |
9位 | 角田裕毅 | 2 |
10位 | ランス・ストロール | 1 |

1位 | メルセデス | 41 |
2位 | レッドブル・ホンダ | 28 |
3位 | マクラーレン | 18 |
4位 | フェラーリ | 12 |
5位 | アルファタウリ・ホンダ | 2 |
6位 | アストンマーティン | 1 |
7位 | アルファロメオ | 0 |
8位 | アルピーヌ | 0 |
9位 | ウイリアムズ | 0 |
10位 | ハース | 0 |

