F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

週刊うんちく講座:スタート発進失敗の原因は“シングルパドル”にあらず

2016年4月22日

 今年からスタート時のクラッチ操作が“シングルパドル”に限られることになりましたが、毎戦何人かのドライバーがスタート発進に失敗しているのはそのせいではありません。

 去年までは左右2枚のクラッチパドルを使って、それぞれ「完全オフ」「半クラッチ」を作り出して、スタートの瞬間に順に使って発進していたのは以前このコラムでもご説明した通り。今年からはクラッチパドルが1枚しか使用できず(ステアリング裏には依然として左右2枚のパドルが残されていますが)、ドライバーは完全オフ→半クラッチ→完全オンと操作をしなければなりません。

 しかし、ドライバーがパドルで半クラッチを探し当てる絶妙な操作を必要とされるかというと、そんなことはありません。スタート発進用のクラッチマップを使えば、例えばパドルの開度1〜99%の間はどこでも最適な半クラッチ状態になるように事前に設定されているからです。ですから、ドライバーはまずパドルを100%引き、ブラックアウトの瞬間に僅かだけ戻し(1〜99%の間ならどこでもOK)、半クラッチ発進が充分にできたと感じた瞬間にパドルを離せばあとはクラッチが完全につながるというわけです。

 では、今までと何が違うのでしょうか? なぜスタートの失敗が多発しているのでしょうか?
 その理由はシングルパドルではなく、エンジニアからの無線によるアドバイス禁止という規制にあると、あるエンジニアは語ります。

…記事の続きは会員登録後閲覧できます。

※こちらの記事は一般&プレミアム会員専用のコンテンツとなります。
一般+プレミアム会員一括登録
※会員登録後、本文記事が表示されない場合、ページの更新をお試しください。



レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 16:30〜17:14
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP