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バルテリ・ボッタスがメルセデスに復帰。2025年はリザーブドライバーを務めると発表

2024年12月19日

 12月19日(木)、メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チームは、バルテリ・ボッタスが2025年シーズンのリザーブドライバーを務めることを発表した。


 フィンランド出身で現在35歳のボッタスは、2013年にウイリアムズからF1にデビューし、2017年にメルセデスへ移籍。5シーズンにわたって在籍し10勝を記録した。またこれまでのキャリアにおいてボッタスは表彰台に67回上がっているが、そのうちの58回はメルセデスで成し遂げたものである。

2019年F1第17戦日本GP メルセデスがコンストラクターズタイトル6連覇を達成
2019年F1第17戦日本GP メルセデスがコンストラクターズタイトル6連覇を達成


 2022年にはアルファロメオ(現在のキック・ザウバー)へ移籍し、3シーズンを過ごしたが、今年はマシンのパフォーマンス不足に悩まされ、一度も入賞できなかった。


 ボッタスは残留を目指してキック・ザウバーと交渉してきたが、チームは2025年に向けてニコ・ヒュルケンベルグと新人のガブリエル・ボルトレートを起用することを決断。これにより、ボッタスもチームメイトの周冠宇も今シーズン限りでザウバーを離れることになった。


 メルセデスのリザーブドライバー就任を発表したボッタスは、次のようにコメントした。


「この1カ月間投げかけてきた質問にようやく答えることができてうれしい。2025年にサードドライバーとしてメルセデスファミリーに戻ることが次のステップであり、これ以上嬉しいことはない。トト(・ウォルフ/メルセデスのチーム代表)、ブラックリーのチーム、そして両手を広げて僕を迎え入れてくれたスリーポインテッドスターのみんなに感謝したい」


「ここ数年は苦労してきたが、僕にはまだF1に貢献できることがたくさんある。フィンランドのナストラで育った5歳の頃から、僕はモータースポーツのトップクラスで成功を収めることに関心があった。これまでの12年間のF1レースで多くの素晴らしい瞬間を味わうことができたのは幸運だった」


「そのような多くの瞬間が実現した場所に戻るにあたり、世界選手権で戦うという目標に向かって前進するために、僕が得たすべての知識をチームを助けるために使えることを楽しみにしている」

2019年F1第17戦日本GP バルテリ・ボッタス(メルセデス)が優勝、メルセデスがコンストラクターズタイトル6連覇を達成
2019年F1第17戦日本GP バルテリ・ボッタス(メルセデス)が優勝、メルセデスがコンストラクターズタイトル6連覇を達成


 一方チーム代表を務めるトト・ウォルフも、ボッタスの復帰を歓迎した。


「我々のレースドライバーとして在籍した5年間におけるバルテリの影響と貢献は計り知れない。複数回の優勝に加え、彼は5度のチャンピオンシップ制覇に重要な役割を果たした。5回のコンストラクターズチャンピオンは、2017年から2021年の間に獲得したもので、VBがシルバーアローのステアリングを握っていたことは記憶に新しい。F1の歴史において、このような快挙を成し遂げたと言えるドライバーが何人いるだろうか? 5シーズンの間、ドライバーズランキングでも2位と3位を2度ずつ獲得している」


「我々を成功に導きチームを前進させる上で、彼の技術的なフィードバックとインプットは重要だった。それだけでなく、彼は素晴らしい同僚であり、チームメンバーでもあった。彼のユーモアのセンスと人柄のよさは、ブラックリーとブリックスワースのみんなに愛されていたのだ」


「リザーブドライバーとしての彼の役割において、これらの資質は、ワールドチャンピオンを目指して戦い、ジョージ(・ラッセル)とキミ(アンドレア・キミ・アントネッリ)をサーキットでサポートする上で時報に重要になる」


「バルテリ、お帰りなさい! 戻ってきてくれて嬉しいよ」



(autosport web)


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