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【角田裕毅F1第1戦分析】FP2では思うようなマシンを作れず15番手「何か根本的に足りないものがあると思う」

2024年3月1日

 2024年F1第1戦バーレーンGPの1回目のフリー走行で4番手のタイムを出した角田裕毅(RB)。しかし、これは多くのライバル勢がミディアムタイヤまたはハードタイヤを装着するなか、ソフトタイヤを履いて叩き出したものだった。チームメイトのダニエル・リカルドがトップタイムをマークしたのも、それが理由だ。ただし、フリー走行1回目ではマクラーレンもセッション終盤にソフトタイヤを履いてアタックしていた。それでもマクラーレンの2台はリカルドを上回れず、ランド・ノリスが2番手、オスカー・ピアストリが3番手。角田とピアストリとのタイム差はわずか0.070秒差だった。

【角田裕毅F1第1戦分析】
2024年F1第1戦バーレーンGP フリー走行1回目にトップタイムをマークしたダニエル・リカルド(RB)


 だが、最初のセッションを終えた角田はマシンを降りると、今年から新しくチーム代表となったローラン・メキース代表とヘルメットをかぶったまましばらく話し込んでいた。その様子はとても4番手に喜んでいる様子ではなかった。

【角田裕毅F1第1戦分析】
2024年F1第1戦バーレーンGP セッション後、ガレージで話し込むローレン・メキース代表と角田裕毅(RB)


 2回目のフリー走行に向けて、角田はセットアップを変更した。しかし、全車がソフトタイヤを履いてタイムアタックを終えた段階での順位は15番手にとどまった。


「フリー走行2回目では僕たちが思っていたようなクルマが作れなかったなという感じです」


 そう角田は初日を振り返った。


 問題はソフトタイヤの一発のタイムだけではなかった。ロングランでは上位陣が1分36秒台で、それ以外が1分37秒台で走行するなか、角田は1分37秒台後半から1分38秒台で走行していた。


「ロングランでも(ブレーキングで)ロックアップがあったり、ちょっと奇妙な感じがありました。ちょっとバイブレーションがあったようなので、そのへんはチームと一緒に調べなければならないと思います」


 そう語った角田は、現時点ではQ3は難しいと吐露した。


「何かを大きく変えないと、厳しい。ただ、最後の方でバイブレーションがどんどん大きくなっていったので、バイブレーションの原因がエンジンブレーキ以外にもあると思います。何か根本的に足りていないものがあると思う。そこはちゃんと見てもらいたい。それを改善できれば、ショートもロングもよくなると思うんですが……」


 幸いなのは、チームメイトのリカルドが角田よりコンマ3秒速い12番手にいること。失っているコンマ3秒の原因さえ見つけることができれば、まだQ3進出の可能性はある。

【角田裕毅F1第1戦分析】
2024年F1第1戦バーレーンGP インタビューに応じる角田裕毅(RB)



(Masahiro Owari)




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