ペレスがランキング2位確定、レッドブルは初のドライバーズ選手権1-2「困難から立ち直れたことが最大の収穫」F1第22戦
2023年11月20日
2023年F1ラスベガスGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは3位を獲得、優勝したマックス・フェルスタッペンと共に表彰台に上った。
11番グリッドのペレスは、スタート直後にフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がスピンしたため、回避行動を取り、その際にバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)に追突してしまい、フロントウイングにダメージを負った。1周目の終わりにピットインして新しいノーズを装着、タイヤを交換し、ペレスは18番手でコースに復帰。他のドライバーたちがピットインするなか、ハードタイヤで走り続けたペレスは、22周目にトップに立った。セーフティカー出動中にピットインを済ませたペレスは、ステイアウトしたルクレールの後ろ2番手に。その後、ふたりは何度かポジションを入れ替えながら走り、最終ラップまでペレスが前の位置を維持していたものの、ターン14でルクレールに抜かれ、チェッカーフラッグまでわずか数百メートルのところで2位を奪われた。
しかしペレスは今回のリザルトにより、ドライバーズランキング2位の座を確定させた。レッドブルがドライバーズ選手権で1位と2位を獲得したのは初めてのこと。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=3位(50周/50周)
11番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
スタート直後からとても激しいレースだった。フロントウイングにダメージを負った時には、すべて終わったと思ったが、その後、ハードタイヤで走ったスティントでペースがとても良かったために、戦える位置へと戻ることができた。
セーフティカーが僕にとって適切なタイミングで出動し、その後はうまくいきそうに思えた。シャルルをオーバーテイクした後、彼を引き離すことができると思ったんだ。でも僕のマシンはウイングでダウンフォースを少し多くつけすぎていたために、シャルルを引き離すことができなかった。2位を失ったのは残念だった。トップスピードが少し不足していた。
チーム初のドライバーズ選手権ワンツーを達成することができて、とても誇りに思う。僕たちにとって歴史のなかの大きな出来事だ。とても激しい一年で、好調なときはものすごく好調で、低調なときはとても低調だった。ドライバーとして、ひとりの人間として、あの困難な時期から立ち直ることができたことが、今シーズン、僕が得た最も大きな収穫だ。精神的にかなり厳しい時もあったけれど、すべての問題を何とか乗り越えて、やるべき仕事を成し遂げた。チームと、僕と支えてくれたすべての人たちに感謝する。
(autosport web)
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予選 | 21:00〜 | |
9/15(日) | 決勝 | 20:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 303 |
2位 | ランド・ノリス | 241 |
3位 | シャルル・ルクレール | 217 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 197 |
5位 | カルロス・サインツ | 184 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 164 |
7位 | セルジオ・ペレス | 143 |
8位 | ジョージ・ラッセル | 128 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 50 |
10位 | ランス・ストロール | 24 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 446 |
2位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 438 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 407 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 292 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 74 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 28 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/15 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |