F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

元F1王者ヒル、僚友より不利な立場に置かれたルクレールは“もっと戦略の指示を出すべき”だと主張

2023年4月18日

 元F1チャンピオンのデイモン・ヒルは、シャルル・ルクレールはフェラーリのレース中の戦略に加わるにあたって、一部のドライバーのように「強硬な」態度を取るべきだと考えている。


 昨シーズンのフェラーリでは、戦略とコミュニケーションが高い代償を伴う弱点であったため、チームは冬の間に体制変更を行った。これまでフェラーリの采配を振るったチーフストラテジストのイニャキ・ルエダは、マラネロにあるリモートレースコントロールユニットへ異動し、ラビン・ジャインが彼の後を引き継ぐことになった。

ニコラス・トンバジス(FIAシングルシーター技術責任者)&イニャキ・ルエダ(フェラーリ 戦略責任者)
2022年F1第19戦アメリカGP ニコラス・トンバジス(FIAシングルシーター技術責任者)&イニャキ・ルエダ(フェラーリ 戦略責任者)


 しかしヒルは、ステアリングを握るルクレール自身がより強く主張すべきだと考えており、フェラーリの戦略は多くの場合、個々のドライバーよりもチームの利益を考えたものだと示唆した。


「チームがドライバーそれぞれに異なる戦略を選ぶレースは、ドライバーにとって常に非常に苛立たしいことだ。特にチャンピオンシップの終盤ではなおさらだ」とヒルはポッドキャスト『F1 Nation』の最新版で説明した。


「チームが何か不利益になることを言うかもしれないからで、これがシャルル・ルクレールに起きていることだ。彼は優遇されたり、誤った戦略を与えられたり、競争の観点からチームを援護して利益をもたらす戦略を指示されはしなかったが、彼はチームメイトより不利な立場に置かれた。なぜならF1ではふたつのチャンピオンシップが同時に行われ、チームはどれも運営するという矛盾があるからだ」


 ヒルは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)やフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)などの一部のドライバーが、チームに対して無線でいかに断固として強引な態度を取るか、そうして戦略を彼らに有利なように「変えようと」しているか指摘した。


「ドライバーにコントロールできることはほとんどない。だからマックスはあれほど強硬なのだ。そしてジョージ・ラッセル(メルセデス)についても同様のことを耳にしている。彼は非常に強引だし、フェラーリのカルロス・サインツでさえそうだと言えるだろう。彼らはチームに指示を出している」


「フェルナンド・アロンソのようなドライバーは、コクピットからチームに指示して戦略を変えることができる」


「チームがどちらでも気にしない場合は、特定のレースで自分の戦略を望むものにすることは可能だ。だが迅速に考えなければならない」

シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2023年F1第3戦オーストラリアGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/21(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP