F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ハースF1、ピットウォールの縮小は経費削減のためと説明「浮いた金額を開発に回す」と代表

2023年3月1日

 バーレーンでのF1プレシーズンテスト開始にあたり、ハースはピットウォールスタンドに配置する人員を削減した。最小限の構成とした背景について、チーム代表のギュンター・シュタイナーが説明した。


 F1チームは通常、ピットウォールスタンドを設置して、レース当日はエンジニアや運営管理・戦略構築を行うチームメンバーなど、少なくとも6名が座れるシートを確保する。


 当初、ハースの3人用プラットフォームはテスト用にカスタマイズした構成だと思われていた。しかしシュタイナーは、今シーズンを通して、チームマネージャーのピーター・クロラ、トラックサイドエンジニアリングディレクターの小松礼雄、そしてシュタイナー本人という3人構成で固定していくと語った。


「そういうことだ。経費削減をするならば、あらゆる部分を見直す必要がある」とシュタイナーは述べた。


「開発に投資する予算が欲しいとして、コスト制限にかからないようにするには、どこからその予算を持ってくればよいのかということだ」


「ピットウォールスタンドに6人を置くか、25万ドル(約3400万円)をマシンのアップデートに使うかを選択するならばどうだろう? 自分たちの考えがあってしていることだ」

ギュンター・シュタイナー代表(ハース)
2022年F1バーレーンテスト2日目 FIA会見に出席したギュンター・シュタイナー代表(ハース)


 シュタイナーによると、ピットウォールスタンドを新たに少人数構成にしたことで、輸送費で25万ドル程度の節約が見込めるという。その金額を2023年型マシン『VF-23』の開発予算に回すことができる。


「チームメンバーがそのアイデアを出してきた。だから、『もし私がピット内に残っていた方がよいのなら、それでもいい』と言った」とシュタイナーは明かした。


「私はあそこにいなくてもいいし、3席しかないのであれば、必要な部分をカバーし合って配置を見直せばいい」


「だがメインの目的は経費削減だ。その浮いた金額を開発に回す。なにしろコストキャップがある」


 ハースのようなクレバーなF1チームにとっては、節約ひとつ取っても金額が桁外れになるようだ。

2023年F1バーレーンテスト2日目 ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
2023年F1バーレーンテスト2日目 ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
DAZNアフィリ用画像リンク



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/21(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP