最新記事
- 【中野信治のF1分析/第13戦&前半戦総括1】...
- 【松田次生のF1目線】松田次生のF1目線:あせるフェラーリと、落ち...
- アストンマーティンF1の独創的なウイング。レ...
- レース現場への最後の砦、エンジンベンチと現...
- 【鈴鹿F1優勝偉人伝/1】3年ぶりの日本GPを...
- レッドブルF1のヘルムート・マルコ、アロンソ...
- 【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第10回後...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る:第12/13...
- F1パワートレイン事情:レッドブルにとって“...
- リカルド陣営、契約解除望むマクラーレンF1に...
- ピアストリ騒動でガスリーのアルピーヌF1移籍...
- F1パワーユニット組立てノウハウ&信頼性を飛...
フェラーリが2023年タイヤ開発テストを実施。ピレリ、新世代F1マシンでのアンダーステア軽減のため、タイヤの変更を計画
2022年6月28日
ピレリは、フェラーリの協力のもと、6月24日にイタリア・ムジェロで2023年用F1タイヤの開発テストを実施した。当日はレギュラードライバーのシャルル・ルクレールとカルロス・サインツが一台のF1-75をシェアして走行を行った。ピレリは、2022年に導入された新世代F1マシンにアンダーステアの傾向があることから、2023年にこれを軽減するため、タイヤの変更を行おうとしている。
ピレリは今シーズン、複数のチームの協力を得て5カ所のサーキットで来シーズンに向けたタイヤテストを行っていく予定で、今回のテストはその一環である。
高速コーナーを有するムジェロのコースはピレリのテスト目的に適しており、立地条件も都合が良い。田園地帯に位置し、サーキットにつながる道路以外、隣接する道がなく、ファンやメディアに見られることを心配せずに、テスト走行を行うことができるのだ。ピレリもフェラーリも、今回のテストについて、詳細な情報を公開していない。フェラーリはふたりのドライバーによりムジェロでタイヤテストを行ったとSNSで報告しているものの、ピレリは周回数など詳細を一切明らかにしなかった。
しかしフェラーリ関係者からの情報によると、この日の作業は順調に進み、予定よりも早く完了したということだ。
新世代F1マシンが登場した今年、18インチタイヤが導入されたが、ピレリは今年のタイヤは新F1マシンに完全に適合してはいないと認めている。2021年に実施されたテストでは、チームが2022年のマシンが生み出す力を想定して改造したミュールカーが使用されていた。しかし、ピレリによると、チームの想定と現実には大きな違いがあったという。
「昨年は、現在のマシンで新しいタイヤをテストする機会はなく、ミュールカーを使用した。しかし少し違いがあった」とピレリのモータースポーツ責任者であるマリオ・イゾラはカナダGPの週末に語った。
「このミュールカーは、2021年のエアロパッケージを使用していたため、グラウンドエフェクトが実際のものと一致してはいなかった。現在のタイヤを設計する際には、ミュールカーをベースにバランスを取った。もちろんミュールカーは、現行マシンほどのアンダーステアを発生させていなかった」
ピレリは2023年にタイヤの修正を行おうとしている。
「来年のタイヤをどうするかについて、より明確なアイデアを持っている。フロントタイヤを改善する。なぜなら今のリヤタイヤは非常に強く、それが低速でアンダーステアを発生させているからだ」とイゾラは言う。
「現行マシンでは、高速で発生するダウンフォース量がはるかに大きい。だが、低速ではそうでもない。そのバランスは、昨年のミュールカーで得た結果とは少し異なっている」
イゾラは「アンダーステアの大部分は、エアロパッケージによるものだ」と言うが、タイヤの面からそれを軽減することを計画しているという。
「我々はすでに対応に動いており、2023年以降、マシンのバランスを取るため、少し異なるフロントタイヤの設計に取り組んでいる。それを今、現在のマシンでテストをしているわけだ」
(Grandprix.com)
関連ニュース
7/29(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/30(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/31(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | マックス・フェルスタッペン | 258 |
2位 | シャルル・ルクレール | 178 |
3位 | セルジオ・ペレス | 173 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 158 |
5位 | カルロス・サインツ | 156 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 146 |
7位 | ランド・ノリス | 76 |
8位 | エステバン・オコン | 58 |
9位 | バルテリ・ボッタス | 46 |
10位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |

1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 431 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 334 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム | 304 |
4位 | BWTアルピーヌF1チーム | 99 |
5位 | マクラーレンF1チーム | 95 |
6位 | アルファロメオF1チーム・オーレン | 51 |
7位 | ハースF1チーム | 34 |
8位 | スクーデリア・アルファタウリ | 27 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム | 20 |
10位 | ウイリアムズ・レーシング | 3 |

