最新記事
- フェラーリ代表、レース終盤のタイヤ戦略を擁...
- ピレリ 2022年F1第10戦イギリスGP レースレ...
- 2022年F1第10戦イギリスGP決勝トップ10ドライ...
- 2022年F1第10戦イギリスGP決勝トップ10ドライ...
- レッドブル&HRC密着:フェルスタッペン、ト...
- レッドブルF1、契約解除のピッブスに代わりリ...
- 【角田裕毅F1第10戦密着】ガスリーより速いペ...
- ウイリアムズF1代表「シーズン中にドライバー...
- 大クラッシュの周冠宇とアルボンに大きな怪我...
- 大クラッシュ、SC出動の大波乱レースでサイン...
- 【順位結果】2022年F1第10戦イギリスGP決勝
- F1 Topic:目的地に向かうにはオールドコース...
フェルスタッペンへの抗議で明白になった規則変更。F1レースディレクターが文書を「カット&ペースト」で混乱発生
2022年6月5日
F1モナコGP決勝で、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はピットアウト時にピットレーン出口のラインを踏み、タイヤの一部がラインの外に出たものの、ペナルティを受けなかった。国際モータースポーツ競技規則の文言が変更されたことが周知されていなかったために混乱が起きた。
フェルスタッペンとセルジオ・ペレス(レッドブル)が共に、ピット出口のイエローラインの右側を維持しなかったとして、フェラーリは抗議を行った。
2021年シーズンまで、ピットアウト時の規則は、以下のように定められていた。
「不可抗力(スチュワードがそう認めたもの)の場合を除き、ピット出口において、コース上の車両とピットを離れる車両を分離するためにコース上に描かれたラインを、ピットを離れる車両のいかなる部分も越えてはならない」
モナコのレースディレクターが発行した『イベントノート』にも、これに従い、「ドライバーはピットを離れる際にピット出口の黄色の実線の右側を走行し、ターン1の後に終了するまでこの線の右側に留まらなければならない」と記されていた。
ペレスについては調査の結果、タイヤは一切イエローラインの左側に出なかったことが明らかになり、不問に付された。一方、フェルスタッペンの場合は、タイヤの一部がイエローラインの左側に出ていたことが判明した。
これはイベントノートに従えば、違反とみなされるものとみられる。しかし国際モータースポーツ競技規則の附則L第5条は、2021年シーズン終了後に、「マシンのいかなる部分もラインを越えてはならない」ではなく「タイヤはラインを越えてはならない」に変更されていた。
この変更がイベントノートに反映されていなかった。イベントノートではなく新規則をもとに、フェルスタッペンはタイヤの一部がラインを越えただけで、タイヤ全体が越えたわけではないとして、違反ではないと判断された。
レースディレクターは、「イベントノートは、2021年バージョンのノートから“カット&ペースト”したため、2022年の附則Lへの変更が反映されなかった」と認めた。
この混乱により、4人のFIAスチュワードがフェラーリの抗議についての裁定を下すまでに約3時間かかった。
しかしこの問題はさらに長引きそうだ。今後、ドライバーたちは、タイム上のメリットがあれば、ピットレーン出口のラインを踏むはずだ。そして、タイヤすべてがラインの外に出ていたと証明するのは非常に難しいため、今後は抗議と論争が増えることになるだろう。
(Grandprix.com/autosport web)
関連ニュース
7/1(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/2(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/3(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | マックス・フェルスタッペン | 181 |
2位 | セルジオ・ペレス | 147 |
3位 | シャルル・ルクレール | 138 |
4位 | カルロス・サインツ | 127 |
5位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 93 |
7位 | ランド・ノリス | 58 |
8位 | バルテリ・ボッタス | 46 |
9位 | エステバン・オコン | 39 |
10位 | フェルナンド・アロンソ | 28 |

1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 328 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 265 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム | 204 |
4位 | マクラーレンF1チーム | 73 |
5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 67 |
6位 | アルファロメオF1チーム・オーレン | 51 |
7位 | スクーデリア・アルファタウリ | 27 |
8位 | ハースF1チーム | 20 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム | 18 |
10位 | ウイリアムズ・レーシング | 3 |

